テテル、工場からロールアウト


街中で店舗回り中に「筐体が組みあがってるけど、もう分解しちゃいます」という連絡を受けて、あと1時間だけ待ってもらうようにして慌てて筐体が汲み上げられている場所へ。
広い工場の中で、オレンジ色の「テテル」が組みあがっていました。
もっと薄い鉄板で、安っぽいのを想像していたのですが、現物を見て感動
かなりの大きさ。そして重厚で圧倒的な存在感。
僕はシンプルなものが好きなので、今回の筐体もマークとか入れたくないなぁ、画面の中で派手なことしたいから、周りは地味にしたいなぁ、とか考えていたのですけど、ほんとゴメンなさい。
イメージ図の段階では無機質で、ただの「箱」といった感じだったのに対し。
この存在感。息吹を感じるかのような感情を昂ぶらせる何か。
この感じ、バイクや自動車と一緒です。
機械なのに、そこに躍動感がある感じ。
たぶん、人目見たら、僕が言ってることがなんとなく分かるんじゃないかと思います。
僕にはフェラーリやベンツのようにも見えます。

このプロジェクトが始まる際に、様々な事例を調べたり、実際に設置場所に見に行ったりもしたけど、どこのサイネージも素通りされていた状態でした。
でも、「テテル」は違う。
はっきりと感じます。
この存在感を無視して素通りすること、できるわけないです。
「え? あそこにサイネージあったっけ?」なんて人、いるわけないです。

発色もきれい。
配色は僕が独断で選びましたよ!

マスコットキャラクターを入れるのは、正直抵抗があったのだけど、今は「入れてよかった」と思います。
マスコットのデザインをしていただいた東海林さんにも感謝です。

はまにゃごは、周囲のギザギザも再現されています。
っていうか、ギザギザだったこと気付いてない人、多いと思うけど。

↑こいつは、入れていいものか悩んだけど、まぁ色を添えるかんじで。
それにしても、子供がかけよってくる姿が目に浮かぶ。



設計の段階から、雨対策など、あらゆるイレギュラーやトラブルに対応できるように筐体設計されていて、細かくて気づかないところまで、よく考えられています。

前面の強化ガラスが一番重く、100kg 近くあります。


46インチの大型画面が3台、PCも3台入り、なおかつ屋外型なので、温度対策でいろいろと施策されています。大型モニタが特に熱を発するので、クーラーで冷やしたり、風を通すために冷却ファンが増設されたり。いろいろな専門家が知恵を出し合って完成されているのです。

顔認識&防犯カメラ、スピーカ、PCなど、いろんな機材もてんこ盛りなので、配線もすごい。

さて、この筐体は、サインファースト様に製作していただきました。
看板制作が主な事業で、サイネージの経験は無いとのことでしたが、かなり良いものを作っていただけました!

普通だったら看板や外観を撮るのですが、夜中のため断念。
ここは、数ある倉庫の1室。
この中でテテルは組み上げられました。





僕は工場のようなところを想像していたのですが、ローテクからハイテクまで、ガンガンに使いこなしていらっしゃいました。また設計屋の思想だと思うのですが、社内ネットワークを構築する際や電源の配置するときなど、後々の展開やリスクヘッジを考えて作っているそうです。
本当に作るのが好きなのですね。
驚いたのが、きれいな室内。
こういう系の業種で、ここまできれいな企業は珍しいのではないでしょうか。

イベントの時に周りに組み上げられるような、こういう柱も貸出してくださるそうです。
いろいろと相談できそう。
 
浜松テテル
 

コメント

  1. ネットから拝見しました^^ 動物のキャラが可愛いですね^^

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