nasne(ナスネ)ネットワークレコーダー&メディアストレージ


SONY から発売された「nasne(ナスネ)」を購入してしばらく経過したので、そのレポートなど。
■torne™ × nasne™ | プレイステーション® オフィシャルサイト
http://www.jp.playstation.com/ps3/torne/nasne/
■nasne(ナスネ)™ オフィシャルサイト
http://nasne.com/
実はコレが何の機械なのか全く知らなかったのですが、「予約殺到で購入できない」「転売業者がキープした商品を高値で出品している」という噂だけが周囲で聞こえていたので、amazon を見ていた時に『予約購入可能』のボタンが表示されていたため思わずカートに・・・。べ、別に転売目的じゃないんだからねっ!
あ、実際には発売が遅れたこともあって、市場には充分すぎる流通があったみたいです。
この nasne、「ネットワークレコーダー&メディアストレージ」という機械に分類され、要は LAN回線を利用した外付けハードディスク(NAS)に、テレビを録画できるという機能を持たせたものみたい。
 



管理画面ともいえるソフトウェア画面を表示させるには、PS3 か、最新の VAIO が必要です。
つまり PS3 のコントローラーでぐりぐり動かします。
リモコン付いてないのだけど、最近のゲームコントローラーは無線なので、これはこれでまぁいいけど・・・。
家の実家では誰もテレビを観ないので、そもそもビデオ機器というのを購入したことがなく、リアルタイムでテレビ番組を見逃せば、もう縁が無かったとして観ないといった風習? なので、多少レビューの感覚が他人とズレるかもですが。
機器を操作するソフト自体は非常に直観的で使いやすく、簡単にテレビ録画ができました。
番組表は、テレビに実装されているものと比べて格段に表示速度が速く、また2日あと、3日あとの番組表を見るのに操作しやすいです。ゲームコントローラだから、沢山のボタンやアナログレバーで直観的な操作ができるかもだけど。
毎週放送される番組は1回登録しておくだけで延々と録画してくれるし、撮っただけでまだ観ていない番組は「NEW」アイコンを表示してくれるし、各シーンが細かくサムネイル表示してくれるので、観たいシーンにジャンプできたり。かなり初心者向きの分かりやすい作りになっています。
管理画面の表示や、その他レビューは下記のサイト等が詳しいです。
■【レビュー】レコーダ新体験「nasne」の実力を試す -AV Watch
http://av.watch.impress.co.jp/docs/review/review/20120904_557086.html
■結局「nasne」は“買い”なのか? - PS3/VAIO/タブレットで使い勝手をテスト (1/4) – Phile-web
http://www.phileweb.com/review/article/201208/31/581.html

設置方法は、基本、LANケーブルを入れて、テレビへの映像出力と入力のアンテナ線の間に介入させるだけです。
ただし、これで「テレビ放送を本体に録画できる」だけで、視聴はできません。視聴のための出力端子は本体にはなく、LANケーブルを使うネットワーク経由でのみとなっています。
このため、無線LAN環境下では、場所を問わずテレビの視聴を楽しめるという利点があるのはもちろん、テレビ機器が無くてもPCがあれば観れたり、複数のPCで観たり、もしくはタブレットで観たりという、AV生活が劇的に変わる可能性があります。
最近の番組はデジタルコピーが禁止されているのかもだけど、PSPになら書き出して外出先で楽しむこともできるみたい。これは出張多い人にも便利ですね。
あとは、DLNAクライアント機器への配信機能もあります。実家もそうなのですけど、ホームネットワークを構築している人には、めちゃくちゃうれしい機能ですね。
ちなみにネットワーク経由だけど、かなりレスポンスは速いです。
動画再生時も高画質で問題なく再生されます。ただ、ストレス試験用のLANケーブル(20m)で試したら、時々、音トビはしたけど、そもそもそんなロング丈誰も使わないと思う。

本体自体は、非常に薄くて小型。この小ささに HDD とレコーダの機能が入っているかと思うと異常です。
値段も1万5千円と安い。

薄くて軽量のためか、わりと簡易包装。

同梱されるケーブルは、電源ケーブルと LANケーブル(白)のみ。
アンテナケーブルは別売りのため、nasne を起動しないでそのままテレビを視聴したいというエコな人は、別途購入する必要があります。普通のテレビも nasne 経由で観るからいいや、すぐに録画始めたいし、という人はアンテナケーブルを購入する必要がありません。

その他、紙類は、B-CASカード、設定マニュアル、ファーストステップマニュアル(地上デジタル、 BS、110度CS放送の視聴方法)などです。
これで家になかなか帰れなくても、がんがん番組録画して、世の中から置いてきぼりにならないようにできますね!
 

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