以前まで使っていたガラスの電気ポットが壊れたので、同製品の新モデルに買い換えました。
壊れた原因は、加湿器がわりにお湯を沸かしまくっていたところ、回線が焼き切れてしまったようで最終的には接続する金属部分が熱で変形していました。まぁこんな無茶な使い方をする人はいないと思うけど。。。
新モデルのガラスケトルは容量アップ、そして旧モデルは LED がブルーにしか光らなかったのですが、6色に光ります。すごい! かっこいい!
ということでこの商品に買い換えました。
Estale というよく分からないメーカーです。
僕は旧モデルも使用していたので購入に懸念はなかったです。
外箱にも説明があるのですが、水温で LED が6色に光ります。
「温度ごとにカラーライトが光ります」という説明から、沸騰するまでの水温で色が変化していくと錯覚してしまうのですが、違います。
設定温度にカラーがあらかじめ割り当てられていて、その温度にセットすると該当のカラーに光るという意味です。
カラーは、
グリーン50℃>ブルー70℃>イエロー80℃>バイオレット90℃>レッド100℃
となっています。
お茶に使いたいから80℃にセットした際にはイエローに光るという具合です。つまりカラーは水温ではなく、設定温度で光るということですね。
僕の場合、100℃でしか使っていないので、ずっと赤く光っています。
どう考えても水温でグラデーションのようにLEDカラーが変わっていくほうがかっこいいのですが、規格設計者の無能さが現れているデザインですね。
簡易包装で、衝撃吸収材能力もそんなに無いですが、雰囲気からして重厚であんまり壊れるイメージがありません。
ケトル本体をひっくり返したところ。旧モデルでは、この底面の接続する金具部分が壊れました。今回は大事に使います。
ケトルを置くステージ部分。ここにドッキングして電気が通る仕組み。
旧モデルは黒いプラスチックでしたが、ステンレスになってちょっと高級感あります。
本体外観。スマートというより、少し大きめな感じがします。
1.7リットルという容量は嬉しい人も多いと思いますが、1人暮らしの僕にはいっぱいまで使う機会は今んとこありません。
旧モデルもそうだったのですが、持ち手の部分が厚いです。ガッチリと持つことができるので少し安心。
お湯の注ぎ口にはフィルタがあります。網ではなくステンレスフィルターのような感じ。紅茶入れたりするのに使えそう。
持ち手の上部には液晶パネルと操作ボタンがあります。
この液晶パネルは優秀で、水温が常時表示されます。
ウチの場合、水道から水を入れた際に20℃と表示され、電源を入れて沸騰させると 100℃まで上がるのを目で確認することもできるので、急ぎの場合など「90℃だけどもういいや」と止めるなどできます。水温をコントロールできるのは地味に便利です。
この位置にボタンがあることのデメリットもあります。
必然的に持ち位置が、ボタンに親指が当たるポジション、取っ手の上部になるためお湯を注いだ時に親指に熱気がかかって熱いということです!
取っ手の真ん中や下部を持てば全く問題ないのですが、このボタン位置に導かれて取っ手の上部を持ってしまうとこういう失敗があります。
取っ手を指の窪みに合わせたカーブを作るとかで持ち位置を誘導するなど、デザイン的な解決策はいくらでもあったんではないだろうか。
慣れてしまえば手の持ち位置を自分が記憶してしまうのでこういうことはないのですが、最初のうちは同じ失敗をしてしまう人も多いと思います。
あと、注ぎ口の形状からお湯を注ぐ角度が急だと、お湯が注ぎ口以外のところからドバドバとこばれます。
他の機種のように、蓋が完全にロックされるような形状だとこういうことはないのですが、ガラスの淵の上部に蓋が合わさっているだけの構造なので、どう考えてもこうなります。値段を考えればそりゃそうですよね。
これも構造を把握して、注ぎ口の角度に慣れれば問題ありません。
割と癖があって馴染むまで使い方に悩むケトルですね。
形や機能ともに大満足というものではないのですが、ガラス製のケトルでコスパが良いものは少ないので、満足して毎日使っています。
半年ほど経ちましたが、今んとこ壊れる雰囲気もなし、汚れも全くないですね。
ガラス製の1番の魅力はやっぱり掃除の簡単さで、汚れがつきにくというのが良いですね。水垢もつくとなかなか落とすの難しいので。
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