人気若手シェフのカジュアルフレンチ「ビストロ ア・ターブル」は、恋するテーブル


週末は会社近くにできたばかりのフレンチの店「ビストロ ア・ターブル」へ。
先月の7月7日にオープンしたばかりのお店です。
オーナーシェフである入江さんは、街中にある鉄板焼きフレンチの店「棕櫚」で腕をふるっていた方なので、見覚えのある人も多いかと。
本場フランスや東京で修業した、挑戦を苦と思わないアグレッシブな若手シェフ、という印象だったのですが、結婚して一軒家レストランを持ち、貫録もでてきてました。
真面目に料理という「技・魂」に打ち込むという姿勢や、ファッション的にもお洒落なところが昔からあったのですが、磨き上げられたような雰囲気が漂ってました。



場所は、佐鳴湖の北東あたり。
ハンバーグのさわやかや杏林堂がある通りを佐鳴湖方面に南に抜けていく坂道の手前にあります。
元「ラ・カーサ」のあった一軒家レストランです。
写真の小さな看板が目印。
道路が丁度ぐにゃりと曲がっているところで、目に入ってこない位置なので、かなり見つけにくいです。
駐車場は店の前の前に2台くらい。あと裏に数台分あります。
正面は車どおりが激しいので、裏の方が駐車しやすいかも。
裏の駐車場からは店の前まで回り込まずに直で歩けるようになっているので、近さは全く変わりません。

店の入口の扉は、この石畳を通った横腹にあります。
裏の駐車場からも同じように石畳があり、横腹の入り口に誘導されるようになっています。
改装されて「ラ・カーサ」の時と全然違う間取りになっています。


昼夜比較。
ライトアップされると綺麗ですね。
このライトアップされる壁のところに前は入口のドアがあったんでしたっけ?

店の横に、オープンテラスっぽい席が。
まだ準備してないそうですが、もう少し涼しくなったら、この席でも食べられるようにするかも、とのことです。
そうしたら犬を連れてくるなど、新たな楽しみが増えますね。


店内。テーブル席が5つぐらい。
カウンター席はありません。
少し狭いですが、それでも充分ゆっくりとくつりげる広さ。

コースは予約してあったのですが、改めてメニューを見させてもらいました。
ディナーのコースは3,000円から4,000円。フランス料理の店にしては、かなり低い値段設定なのは、コースのボリュームが少なめだからのようです。僕らはこのボリュームでは物足りないので、アペンディクスで数皿追加しています。
ランチもやっているのですが、こちらの値段は1,200円くらいから3,500円くらいだったような。
会社の近くで歩いていける距離なのですが、お昼休みの時間の間にフレンチを食べきるには、時間が足りないように思います。

店名である「ア・ターブル」の意味も、メニューをめくった先に書いてありました。

『a table』
~ごはんができたよ。テーブルについて!~
シェフ手作りのフランス料理店。
地元の粋な生産者の方たちが作るこだわりのお野菜や
港からあがったばかりの新鮮な魚介と
フランス直送の食材をふんだんに使ったフランスの郷土料理をご用意します。
どうぞ今日はお腹いっぱいになるまで、、、
『bon appetit!!』
~召し上がれ。~


お酒の種類はあるのですが、ノンアルコールの人にはあまり選択肢がないのでペリエ。
小さいボトル(200ml)のものだけになるとのことです。
いつもどおりにガス入り、ライムを入れて、とお願いしようと思って忘れていたのですが、普通に欲しいものが出てきました。

ナイフとフォークはカジュアルスタイル。
1本を使い続けるのではなく、お皿ごとに別のフォークに変えてくれます。
食べにくいな、と思った時には、スプーンも出してくれたりサービスも良いです。

アミューズ。
甘酸っぱい味付けで、食欲がわきます。
魚も柔らかくてなっていて食べやすいです。

オードブル。
フルーツトマトにコンソメのジュレ。
清涼感があってお洒落ですね。このあたりは、ちょっと棕櫚っぽい。
フルーツトマトの中にはクスクスが入っていて、ナイフで切り崩して食べるのですが、なかなかの新食感。
世界最小パスタであるクスクスにジュレが絡まり、フルーツトマトの甘みが加わり。
マイクロレベルでのパスタが幾重にも押し寄せるような感じで美味しい。

ジュレはこんな感じ。

タルタル。
メニューに無いのですが、棕櫚でよく食べていたメニューとして特別に出していただきました。
食材が違うので全く同じ味にならないのですが、ほんの数年前のことが懐かしく思います。

このバゲットに…。

この肉をつけて食べます。
美味しい・・・! メニューに無いので注文できないと思うのですが、各自自己責任でご家庭でお楽しみください。トリミングも忘れずにね!

ポワソン。
オレンジ色のソースはパプリカだそう。
白魚とホタテにあって美味しい。白魚は中はフワフワ、外はパリパリで美味しかった。魚嫌いの僕でも美味しいと思うほど、美味しかった。

ヴィヤンド。
メニューだと海外牛だったのですが、+300円で地元ブランドの牛に変更してもらいました。
名前聞いたけど忘れてしまった…。僕は初めて食べたのですが、友人は知ってました。
柔らかく癖がなく、甘い香りのお肉でした。
コクのあるソースに脂のないお肉でくどくなく、パンも進む進む。
この一皿でお腹いっぱいになるほど美味しい。

こちらは友人の鴨肉。
かなり甘めのフルーティーなソース。僕の牛のほうはマッシュポテトと男爵イモだったのですが、こちらのお皿はサツマイモとレンズ豆でした。

パンは、バゲットと穀物パンみたいなパンでした。
穀物パンはのほうはぎっしりと凝縮された重いパンで、お皿に余ったソースをつけて食べるのに適しています。

バターを所望したら、つけていただけました。

追加のスモークサーモン。
温泉卵ぞえ。反対側にはハニーマスタードがあり、味を変えて楽しめます。
スモークサーモンうめぇ。ハーブの香りも適度で、味だけでなく香りも楽しめます。

料理が美味しいんで、ビールに赤ワインに白ワインを次々追加。

フォアグラハンバーグ。
このお店で最高価格の料理になります。
ソースはエシャレット? だった気がします。

こちらはデザート代わりのフロマージュ。
お酒好きにはたまらないですね。

僕は通常のデセールに。
この日はガトーショコラにスイカのシャーベット、白桃のフルーツでした。

コーヒーか紅茶が付きます。

ひさびさのフレンチで美味しかった。
また前みたいにフレンチの店を回りたくなった。
値段がかなり抑えられているので、入りやすくていいですね。
小さいお店なので予約をしていったほうがいいと思います。

樹をライトアップしているところを、自分の家でもやれないかなぁとまじまじと研究してしまった。
次はランチにきてみたい。

ビストロ ア ターブルビストロ / 遠州病院駅第一通り駅八幡駅

夜総合点★★★★★ 5.0

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