「蔵茶房なつめ」で山奥ならではの、お土産購入。


三ケ日のみかん狩りイベントの帰りに「蔵茶房なつめ」へ。
僕は寄ったことないですが、有名なカフェスポットらしいですね。
数日前のはずのイベントについては、過去記事を失った僕には聞かないでください。
「蔵茶房なつめ」は、村の集落をイメージして建築されたものとのことで、喫茶店+酒屋+フレンチ+パン屋などの建物で構成され、まさに「村」の雰囲気を醸し出しています。それぞれが山の斜面を利用して立体的にバラバラにあり階段や石畳を移動するので、それがまた面白いですね。
通常だったら、大きな建物で中にテナントを入れた3階建てとかにする企業が多いところを、逆の発想で平屋をバラバラに配置して村を形成するというのは、山奥という立地の「不利」もベストな村の集落というコンセプトイメージへの「振り」になっていて、見事に考え抜かれたデザインだと思います。


店舗の外装はもちろん、内装も昔ながらの雰囲気のある立派なもので、よく考えられていました。
お洒落でカッコイイ。
というわけで、一緒にイベントに参加していた T橋さんが酒房で買い物している間、僕も店内を物色。

マロングラッセのブロークン。
実家の母親が栗が好きで「モンブランは誰にも渡さない」という人なので、お土産。

こんな感じで、見るからに甘くて、少し欠片を食べてみたけど、めちゃくちゃ甘かった…。
すごい美味しいんだけど、食べ続けたら甘さで駄目になる気がして自分をセーブするのに一苦労。

レジの横に置いてあったスポンジケーキっぽいものを手にとったら、ずっしりと重い。
「これは…!」と思い、購入。
なんだかよく分からないまま購入しましたが、パッケージを見ると「錫釜」を使ったお酒で造られたケーキで、かなりお酒がしみ込んでいてそれで比重がおかしくなるくらい重かったようです。
このサイズでこの重さは物理学的にどうかと思うくらいの重さです。これはダークマターです。
ちなみに「錫釜」ですが「すずがま」と読みます。最初、「しゃくがま?」とかしか読めなかったけど、すずがまとのことです。
お酒を蒸留する際の「蒸留管」が昔ながらの錫でできているのはかなり珍しく、日本でも希少なんだとか。
錫の錫蛇管蒸留器の場合、他の材質のものよりお酒を美味しくし、水を美しくする効果があるそうです。
マイナスイオンとかナノイーとかミ○フスキー粒子とか、そんなレベルの話かどうか分かりませんが、今に錫釜の技術で通信を無効化したりビームを固定して刀身を形成したり戦艦が空を飛ぶための揚力場を形成したり Iフィールドを形成できたりするといいですね。
ちなみに営業の高橋さんが「前に買ったお酒が美味しかったから、また買いたい」と言って1本購入していたのですが、それがまさにこの「錫釜」だったようです。

錫蛇管蒸留芋焼酎 錫釜(すずかま)
本格焼酎「錫釜」は薩摩伝来の手造り錫蛇管蒸留機で蒸留した芋焼酎です。
錫蛇管蒸留ならではの、芳醇で深みのある、昔ながらの味わいが特徴です。
また、その旨みを楽しんでもらうため、ろ過は軽微にとどめております。

── ラベルより


ホイルのパッケージを開けてみると、ちょっと大きめの見た目普通のパウンドケーキ。
しかしお酒の香りがすごい…。重さの理由が分かるくらいの香り立つ匂い。

両親にお土産を渡しに行ったついでに分けましたが、切ってみると、中はしっとり。
きめ細かい記事に、ずっしりとお酒がしみ込んでいる感じ。
これはもうスポンジケーキっていうか、サバランですよ…。
一口食べてみると、全くお酒を呑まない僕にも分かるくらいのお酒の香りがいっぱい。
でもすごく美味しい。これは子供には食べさせられませんが、大人にはたまらない1品です。
また今度行って、大量に買ってきたい。

あと、せっかくの酒房なので、お酒も買ってきた。初心者らしく果実酒。
日本酒+ブラッドオレンジって、なんだか珍しいですね。
ちなみにこれを選んだのは、オレンジ色だったからです。

芋焼酎[錫釜,25°]1800ml

芋焼酎[錫釜,25°]1800ml
価格:4,011円(税込、送料別)

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