RaspberryPi を使った電子工作の際に、HDMI 端子で繋げるモニタが無くて不便だったのですが、ふと目にした Amazon のタイムセールで良さげな小型モニタがあったので思わず購入してしまいました。
7インチくらいなので、安物の車載ナビ画面くらいの大きさなのですが、今まで50インチくらいの大型ディスプレイしか目に入ってなかったので逆に新鮮。タッチスクリーン機能付きで 8千円くらいという値段感もいいですね。
ちなみに買ったのはこれら。SDカード2枚とラズパイも安かったのでこの時がチャンスとばかり購入してしまいました。
最近、中国製でも箱がしっかりしているのが多く、レベルが上がっているのを感じます。というか、安売りしている企業で既に負けてるところがあってもおかしくないけど。日本メーカー企業のプライドで頑張りたいところですね。
ウレタンで固定した包装。これぐらいきっちりしていると安心。
オープンフレームなので、基盤が剥き出しです。これはこれでカッコイイと僕は思うのだけど、受け付けない人は、ちゃんと外装付いたものを数万円で購入すればいいんじゃね。
薄く見えると思うのですが、開封直後なのに指紋がべったりとたくさん付いていてビックリしました。バイトかよ。手袋するだけで免れることだと思うのですが、企業の意識は高くても、そこで働く社員のマインドはまだまだ低いと言わざるを得ない。
ただ、画面には薄い保護シールが貼ってあるので、これを外せば新品です。シール貼ってるという理由で手袋してないんですかねぇ。
タッチペンが付いていたので、まさかのペンタッチ方式かよと思ったらボールペンでした。
このオマケいるんだろうか。
動作確認で、まずは Windows 機の出力を入れてみました。モニタのUSB端子から電源取れるのでモバイルモニタとして取り回しが楽。7インチは小さいのですが、アイコンを並べておいて起動ランチャーにしたり、監視用の情報ディスプレイとして使うなどいろいろできますね。
あと仕様だと1024x768出力だったのですが、その上の解像度も全然平気でした。なぜスペックを抑えた表記をしているか分からないけど消費電力に問題でもあるんだろうか。特に熱をもったりしてなかったけど。
静岡新聞のメールを表示させてみた。普通に読めるのでメールを常時表示させておいて作業中でも迅速に対応するとかもできそうですね。タッチ方式だからすぐに読むことができるし。
次はラズパイの方を接続してみます。
モニタの裏面にはマウント用のねじ穴があり、背面に隠したままスタンドで自立させる使い方ができます。
右側に見えてる黒いパーツは、ヒートシンクです。
新しい RaspberryPi なので新規に取り付けました。
意味を期待してなかったですが、取り付けるとけっこう動作が安定するものなんですよね・・・。
安い値段で効果あるのでおススメ。
ラズパイも問題なく動作。
しかし、Windows と接続した時となんかタッチ入力の動作が違う???
拡大縮小とかできないのと、あとドラッグもぎこちない。
基盤にはダイレクトに映像主力を繋げるコネクタがあるので、HDMI 端子を使わずに内部的に直接結線できます。
繋いでみたけど、そうすると外部 HDMI 端子が認識しなくなって使えなくなるんですよね。両方使えると混乱するからだと思うけど。
ラズパイ付けたまま他のPCの外部モニタとして使えるならモバイルモニタとして使い勝手良かったんだけど。
設計した人、もう少し頑張ってほしかった。
多層式のケースで、底の1枚を外して取り付けるとめちゃくちゃ良い塩梅。
ただこれをやると、SDカードの位置が奥過ぎて指が届かないんだけど。
HomeAsiistant の画面を表示して、自宅全体の家電を表示し管理する中枢コンピュータの完成。
右下のプレステ4のスイッチだけエラーが出てるのは、この端末では認証してないからです(他で動作しているRaspberryPi のカードを引っこ抜いて、こっちに移植したから)。
温度・湿度・照度などの情報を各部屋に取り付けたセンサーから取得しつつモニタで確認、AI による温度調整の様子をモニタリング。必要があればタッチパネルなので画面からスイッチを押してON/OFFのコントロール。
買ってよかったですね、これ。
ただ、モニタ8千円+ラズパイ5千円計算で、Google のスマートスピーカー+連携するネットワークリモコンの値段と同等になる気がするので、自分で作れる人以外は普通に市場で売られているパッケージ物を購入した方が安心ですね。
クリエイターの人は、自分でいろいろカスタマイズできて遊べるので、こっちの方が全然いいです。
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