ここ数年は自宅では PC を触らずに iPad だけでインターネットなりメールなりしていたのですが、急に PC を触る機会が増えてしまい、思い切ってクリエイター用キーボード「CRAFT KX1000s 」を購入してしまいました。
マウスなど周辺機器で定評のあるロジクールが販売しているキーボードの最高級品なのですが、定価では２万円をこす高級キーボードです。品質は当然、「クリエイター用」と銘打っているのは本体左上に搭載された入力ダイヤルで、Adobe 系ソフトなどでダイヤルでの入力に対応しています。また、Windows と Mac を並べて使っているクリエイターの人も多いと思うのですが、2台での制作環境をシームレスに結合させる Flow という機能にも対応しており、MX MASTER 系のマウスを持っている人はさらに便利に使えるようになっています。
材質は高級キーボードの証、アルマイトで高級感があります。
アルミアルマイトのキーボードを所持するのは僕は初めてなのですが、非常に打ちやすく、リズミカルに軽快に叩けて気分が良いです。
本体は全体的に金属が使われており、片手で位置をずらそうとしてもなかなか動かないくらい重量感があります。まぁ重さの半分以上はバッテリーかも知れないですが。
配列は普通のテンキー付きのキーボードと同様で、Windows にも Mac にも使えるように刻印は両方あります。
逆に Windows マークは付いていないので、Win に慣れている人には違和感あるかもですが。
ブラックだけど艶消しで指紋が付きにくいのもいいですね。
並びに特徴があるのは、右上のキーの配置ですかね…。
テンキーの上には、電卓・スクリーンショット・メニュー・ログオフの専用キーがあります。
電卓キーは少なくとも僕には珍しい機能だったのですが、押すとすぐに電卓アプリが立ち上がって便利。今まで Google の検索から電卓を立ち上げていた身としては神ボタンですね。
一番右上の鍵アイコンは、押すとロック画面に瞬間的に移行してくれるので肌色の多いサイトを見ていてすぐに隠したい時など地味に便利です。
この入力ダイヤルは「クラウン」と呼ばれて、ここキーボードの最大の売りのようなのですが、僕は全く使いませんね…。
ある程度の業務をこなしてきた人なら、どんなアプリも左手でのショートカットを手が覚えてしまっていると思うのですが、そういう人には全く意味がなく、僕も今これを書いてるこの瞬間に「あ、そういえばこのダイヤルあったんだっけ」と思い出すくらいの存在感です。
これからソフトの使い方を学んでいく人とかは、覚えたら便利なのかもしれないですね。
使いこなせば、例えば文字の大きさをダイヤルでくるくるっと変えたりできるみたいです。
https://www.logicool.co.jp/ja-jp/product/craft/page/craft-experience
ちなみに、アプリごとにわりあてる機能を設定できるのですが、内部にロック機能を持っていて、滑らかなアナログ操作感が必要な時はするする回るひっかかりのない回り方をし、カチカチと段階で決めたいという操作感にしたい時にはラチェットのようにロックがかかるような仕組みになっており、地味にすごいです。電磁式で切り替わる時にガチガチっと音がするので故障したかと思ってビビりましたが。
けっこういろんなアプリに対応しているのですが、新しい Edge には対応してなくて無反応です。
上部にはロジクールのロゴが入っています。
あとこれ、クリエイター向きのわりにファンクションキーが４つずつのグループになっていないんですよね。全部隙間なく埋め尽くしている感じ。
サイズ感はこんな感じ。
モニタは49インチなのでモニタに比べて小さく見えるのですが、一般的なキーボードと同じくらいのサイズです。
キーボードの横にあるのは、同じ Logicool の生産終了したタッチパッド。Mac と同じような手触りなので使いやすくて愛用しています。ちなみに Windows10 でも改造なしのドライバで動作します。日本指でのピンチインピンチアウトとか、デスクトップPCでのマウス操作だと現実無理なのですが、トラックパッドを使うことで iPad のような操作感にもなって直感的に操作できるのは捗りますね。
後は、キーボードの奥にイルミネーションLED が搭載されていて光るところがカッコいいところ。
眩しいというよりぼんやりと優雅に光るので、とても雰囲気が良いです。
モーションセンサーを持っていて、手を近づけると光り、離席すると消費電力を抑えるため消えるという仕組みのようなのですが、モーションセンサーというより照度センサーに近い動きをしますね。
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