さよならソニービル。It’s a Sony展


銀座ソニービルが解体されるとのことで、SONY のプロダクトデザインの歴史の詰まった展示会が行われています。このビル、ステップフロアが重なり合った「花びら構造」が特徴で、螺旋階段のように階をのぼりながら商品を見ていくのが楽しかったビル。50年前に建てられたというのも驚きですが、その歴史に幕を下ろすのに相応しい展示物が並べられるイベントになっているみたい。
昔のソニーのデザインはかっこよかったですね。
ウォークマンは「音楽を外に持ち出す」というコンセプトの素晴らしい、人間のライフスタイルを変えたデザインであったし。VAIO も、後のノートPCやユーザーインターフェースのデザインに影響を与えるマテリアル感でした。
動かなくなった Z505 がまだ自宅にあるけど、大金を払ってでも入手したい買いたいと思ったデザインはあれが最後だったな…。VAIO は余計な自社ソフトを組み込んでこなければ性能を活かしたワークマシンになれたのに。


■EVENT|GINZA SONY PARK PROJECT|ソニービル(公式)
http://www.sonybuilding.jp/ginzasonypark/event/
イベントが終わる来年4月には解体が始まり、ビルは建て替えられるわけではなく、2018年には公園として公開されることになるそうです。
プロダクトデザインの先を走っていたはずのメーカーが、まっさらな地になるのは感慨深いですが。
ソニーは、「PSVR」もマニアに人気で手に入らないようなので(というか周囲でも誰も持ってないけど誰が買ってるんだ?)まだまだこれからも創造性豊かな企業のイメージあります。
それにしても PSVR 欲しいです。絶対転売屋からは買わないけど。


コメント

タイトルとURLをコピーしました