ブラジルだかの工場が生産効率を上げるためにした施策の話です。
大抵の企業では、仕事の効率をあげるために行うことといえば、
・朝礼・終礼などして、作業の進捗を確認する
・グループウェアなどを使った進捗管理
・チーム内でコミュニケーションをとり、余裕がある人が、進捗が遅れている人を助ける
などといった「規律を厳しくする」ことだと思います。
しかし、その工場の行ったことはただひとつ、月給制を日給制に変更。
その結果、生産性が上がり、売上が大幅にアップしたとのことです。
なぜ生産効率が上がったかですが、たぶん想像できる人も多いと思うのですが、おそらく「最初はサボり、残り1週間だけ慌てて仕事をする人が多いから」ということなのだと思います。
これが日給になることで、「その日の仕事を終えなければその日の給料が出ない」ということになり、必死に毎日仕事をすることになったのではないでしょうか。
お国柄もあるかもしれないですが、その日の夕食の食事代にも困るような生活なら、賃金が貰えないという事態は生死に関わることですからね。
分からなくて後回しにしてしまったりすることで、ずるずるとスケジュールが遅れてしまう。
もしくは明日でもできるから、と先延ばしにしてしまう。
甘い誘惑や楽な方向に流れてしまわないように、自分を正しく導くようにしたいですね。
後は、労働と賃金の意味を正しく理解して、貰う権利だけ主張して義務を怠るといったことがないように、力強く仕事をしたいです。
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