ラーメン屋さんが赤い理由

ラーメン屋さんって、赤い外装の店が多いですよね。
某レストラン、某ハンバーガー屋、看板がみんな赤いです。
赤は目立つ色だから、看板に使われやすい。目立てばお客さんが見つけやすくて寄ってくるから!
という短絡思考が成立するんだけど、ラーメン屋さんはカウンター席なども赤いので、それの理由が説明できません。
赤色というものは、人の欲望を刺激し、興奮させ積極的にさせる効果があります。
マーケティング的に「市場色」と呼ばれるのはそれが理由で、購買意欲をかき立て、迷っているお客を決断させるのに非常に有効です。
ラーメンやファーストフードは「今食べたい! すぐに食べたい!」というお客の気持ちが最優先しているので、そのターゲットに準じた色戦略ができているということになりますね。
また、これらの店の内装まで赤い理由ですが、赤は波長が長いので時間の経過を早く感じさせるため、お客さんが食べた後に席を立ちやすくなります。また、赤色に囲まれた経験のある人ならなんとなく実感できると思いますが、落ちつきがなくなるので早くその場から出たい、と思うことがあるかもしれません。
お客さんが席を立ちやすいということは回転率があがるので、店側にとっては、より多くのお客さんに対応することができるようになり、収益がアップするのです。

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