無印良品のキッチンタイマーが、デザイン的に素晴らしい


1人暮らしだと、インスタント食品や冷凍食品に依存しがち。
身体によくないと分かっていても、仕事が終わった後に深夜にスーパーに行って…と充実の食生活はなかなかできませんね。
保存食のつもりで購入した食品が、次々と消費されていくパターンが多いです。
そんな生活ですが、インスタント食品にも料理にもあるとかなり便利なのがキッチンタイマー。
特に、無印良品のキッチンタイマーのデザインが素晴らしく気にいっています。



こんな箱に入っています。
中身がなんなのか、そのものずばりで棚卸しやすいですね。

なんだかんだいっても、無印良品の商品には世界的にも有名な錚々たるデザイナーが絡んでいるのですが、タグシステムやパッケージのクリエイティブに関してもデザインが潜んでいます。
ただ整理されているとは思えるけど、良いとは思えないですね。

開けたところ。無印で内箱にブリスターパックで固定された商品って珍しい気がする。
たぶんこだわりだと思うのですが、すぐに使用できるようにボタン電池が入っています。
見ての通り、ボタンなどの入力機構は一切ありません。
周囲の外装がダイヤル式になっていて、これをくるくると回すとタイマー時間の増減ができるというシステムです。
こういうタイマーだと、数字のアップダウンをボタンの押し下げで選択するものが多いのですが、このダイヤル式の場合、片手でくるくると回しすばやく目的の数字をセットできるので、かなり便利。
普通のボタン入力式の場合、数字の「9」を選択するには9回押す必要があるのですが、ダイヤル式だと素早く選択して、微妙な増減の修正などくるくるを左右に回すだけなので、操作が感覚的。
これは良いデザインですね。
また、ボタンの場合は凹凸部分に汚れが入って拭きにくいのですが、これだけフラットな形状だと掃除も楽。料理の途中で手が汚れていても、指を器用に使えば操作できるのも魅力ですね。

裏面がマグネットになっているので、冷蔵庫にくっつけておくことができます。
これも便利。
電池は LR44 という、少し奥行きのあるボタン電池。
コインでカバーを開けてカチリとはめこむだけです。

僕は、換気扇のシェード部分に貼りつけています。
ウチの冷蔵庫は黒いので、この白いタイマーが浮いちゃうんですよね。普通の家だと白物家電で統一されているはずなので、違和感なく置いておくことができると思います。
また、入力はダイヤル式というアナログな方法なのに、表示はデジタルというのがまた見やすくて良いのですよね。アナログ針の場合、細かな数字が読めないことが多いのですが、デジタル式ならアラビア数字で視認性も良くばっちりです。
本当に細部までよく考えられたデザインだと思います。
■ダイヤル式キッチンタイマー TD‐393 | 無印良品ネットストア
http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4548718365760


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