タイのペットボトルのデザイン


浜松だと当たり前だと思っていたのは、食事中に緑茶を飲むこと。
浜松っていうか、日本人の常識にもなってるっぽいですが。
ちょっと距離が離れて沖縄になるだけで、緑茶の習慣がなくてジャスミンティーを飲んでますし。
でも海外だと緑茶を飲まない・・・っていうレベルじゃなくて、緑茶に砂糖が入っていてジュースなんですよね。
タイでは数年前に日本茶ブームがあり、そこから何周かして、メーカーが迷走してきている頃のようですが。コンビニでも手に取ってから思わず棚に戻してしまうようなフレーバーが目につきますね。



無難そうなものを選んで「はちみつレモン味」。
はちみつ柚子烏龍茶とか僕の好物なんですが、そうそうたるラインアップの中では、見劣りしてしまいますね。
ちなみにラベルに大きく日本語が「●の茶」と書いてあるのですが、漢字を崩しているのか現地語なのか、全く読めない・・・。
これは「緑の茶」と読むそうです。「緑」が全く読めねぇ。

メーカー名は「OISHI(おいしい)」と日本企業っぽい名前なんですが、タイの地場企業で日本食の生産を主事業にしているらしいです。
他の食品パッケージを見ても、タイはこういうデザイン多いですね。
丁度、日本のお菓子のパッケージデザインに似たような手法を感じます。
立体的なイラストと、手作り感のある線。
配色自体は日本のように似てきているというより、欧米寄りになっていく過程でそれが日本も同じような過程を通ったことがあり、寄せてきている感じになっているのだと思います。
ミネラルウオーターは商品特質上、すっきりしたデザインになる傾向のようですが、ジュースの場合はもっと大衆的なデザインになるようですね。

国ごとのプロダクトのデザインは、ネットの普及やグローバル化が進む昨今の中では特色が薄れつつあるのは現実だと思います。ただ変わらないのは、古くからの独自文化である「文字」のタイポグラフィ。
これだけは骨組みが変わらず装飾があるわけではないので、国民性の好みが時代で移り変わることはあっても、根付いたデザイン設計の部分は変わることがありません。
文字組から、その国の郷愁を感じる、という楽しみ方も面白いですね。

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