車のデザインは終息しつつあるが、人の意識は追いつかない


自動車のヘッドライトって左右に必ず設置されていますね。
1つが真ん中に設置されているだけでも良いんじゃね? (そうザクのモノアイみたいに)とか思いませんか。
でもあれ、夜でも遠目からでも対向車の車幅が把握できるので、どちら側に避ければいいか判断する基準にもなり、完成されたデザインともいえますね。時々バイクが2台並んでいる時とかありますが。
航空機や船だと、機体前方の左舷に赤ランプ、右舷に緑ランプを点灯航行することが決められています。
これもすれ違う時に役に立ち、赤ランプだけ見えていればその外側を航行可能ということが理解できます。


意外に知られていないところでは、車の左右のライトはそれぞれ照射範囲が違うということ。
大げさに書くとこんな感じ。

日本は左側走行なので、対向車のある右側ライトが相手を幻惑しないように範囲を狭められ、左側が遠くまで照らすようになっています。絶妙ですね。
外車だと当然逆で迷惑の話なのですが、最近は規制もけっこう厳しくて改善されているらしいです。
あと、これも勘違いをしている人が多いらしいのですが、車の走行時は基本ハイビーム。ロービームが基本じゃないです。市街地や前方に車が走っている時、対向車がある時はロービームと決められています。
信号待ちの停車時にヘッドライトを消して位置表示用のライトにするのは、厳密には法律違反らしいですよ。
最近ロードレイジとか呼ばれる、荒っぽい車の運転からの事故とか多いみたいで、変な世の中ですね。

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