自分はどういうデザイナーになのか、と自問したことはありますか。
職業に関してよく言われるのが「自分で名乗ればその職業」ですね。とはいえ勝手に名乗れるので、プロにとってはそれは違うとなります。
手続きのある社会的なものには「その業務で収入があれば」というのもよく聞きます。
これは本質で、大小に関わらず対価をもって仕事を収めればそれはプロのデザイナーとして間違いないかと思います。ただ「デザイン」って広い意味があるので、またそちらの定義も難しい。
統計によると日本の「デザイナー」の6割以上はグラフィックデザイナーで、日本人にとっての「デザイン」のイメージはまさにそんな感じかと思います。他には工業デザイナーにはじまり、建築、空間、ファッション、ジュエリー・・・と半永久的に思いつく限りいくらでもあげられそうです。
ちなみに主婦の片手間ビジネスとして猛威をふるったWEB関係デザイナーは全体の2割ほどで、難易度の上がった現在ではさらに少ないかと思います。
海外のリクルートも経験しましたが、外国人デザイナーって理系の大学出身が多いかもですね。芸術関連の学校を卒業することで将来の職に不安が無いというのは経済的に豊かな日本ならではの考え方かもしれません。実際は就職大変かと思うのですが。とくに音大とか。
まぁ野球部に所属しているからプロ野球に進むわけではないですが。
意外に関係ないと思われていた「関連した資格をとる」というのも、将来的に職業をプライドをもって名乗ることには大きいかもしれないですね。勉強した証にもなるし。
で、ひとつの考え方で、デザイン関係の協会に所属するというのもあります。
受賞経歴が無いと属せない団体も多いのですが、お金を入れるだけでも可能という団体もあります。
アーティスティックな人には多いのですが、自分のバックボーンをはっきりさせるというのは、じぶんがどのジャンルなのかを明確に表現するという意味でも大事なことかと思います。
JAGDA 公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会
http://www.jagda.org/
JIDA 公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会
http://www.jida.or.jp/
DSA 一般社団法人日本空間デザイン協会
http://www.dsa.or.jp/
JPDA 公益社団法人日本パッケージデザイン協会
http://www.jpda.or.jp/
SDA 公益社団法人日本サインデザイン協会
http://www.sign.or.jp/
JCDA 公益社団法人日本クラフトデザイン協会
http://www.craft.or.jp/
JID 公益社団法人日本インテリアデザイナー協会
http://www.jid.or.jp/
JJDA 公益社団法人日本ジュエリーデザイナー協会
http://www.jjda.or.jp/
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