レス・イズ・モア

デザインには『レス イズ モア(少ないことは、より良いこと)』という言葉があります。
レス・イズ・モアは建築デザインの世界では特に有名な実例があり、バウハウスの校長も務めた巨匠ミース・ファン・デル・ローエの作品、ファンズ・ワース邸がそれです。
ミース・ファン・デル・ローエ – Wikipedia
ファンズ・ワース邸 公式サイト
この住宅は、森の中に全面ガラス張りの部屋が一つあるというだけのシンプルな構造です。
ガラス張りの部屋の中には移動可能な家具が置いてあり、これが「目隠し」と「仕切り」の役目を果たします。
また、邸の外の樹木も、外からの視線を遮ることができるようにバランス良く配置されているとのことです。
ユニバーサルデザイン、インターナショナルスタイルともいわれる無機質な組み合わせは、apple社のコンピューター、マッキントッシュのデザインにも採用されていて、近代デザイン思想のベースとなっています。
レス・イズ・モア。

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