ニュートンはなぜ、リンゴは地球に対してまっすぐに落ちる、と気づき、そう考えたのか?
■万有引力 – Wikipedia
問題意識というのは、口にするのは簡単だけど、平穏な日常において突然思いつくものではありません。
たとえば殺されそうになって初めて、人はどうやって死の危機を乗り越えようか(或いは諦めようか)と考えるものですが、日常生活の中でそこまでサバイバルな人はいないし、いたら尊敬してしまいます。
デフォルメされた似顔絵が、妙に似ていることってありますよね。
そこには本人以上に「本人らしさ」を感じさせる本質があるのだと思います。
複数の情報の中から取捨選択して浮かび上がったものが、その本質ですね。
情報の配置をしっくりくるように並べて整理する、理解するためにグループ化する。
分けることは分かること。
足りない情報があれば、そこに何かが見えてくる ── 気づく。
ニュートンがリンゴの落下を、宇宙と地球の関係にまで結びつけてしまったのは、一見関係なさそうなものを並べ、そこに関係性を見出したということになります。
帰納的な推論からはたどり着くことのできない、重力の存在にまで気付く推論。
収集し、結束する。
集めた情報同士をつなげて、そこから発想する。
僕にもっと必要なことですね。
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