双子座流星群の話題の中で、銀河の中の星と星との関係はインターネットに例えられるのかな、とも思う。
宇宙という海に浮かぶ、ちりばめられた星という情報、そしてそれが星座のように繋がる。
改めて考えてみると、Webサイトって、紙のパンフレットのメタファーと考えられることが多いですよね。
でも、本やパンフレットは、パラパラっとめくって本の厚みや文字量で、全体像やボリュームが大抵感覚的にわかるものですが、Webってそう簡単にはいきません。
概略を伝えること、っていうことが本質的に苦手です。
ナビゲーションの複雑化、大量のバナー。
大規模なサイトになればなるほど、全体の構造は見えにくくなり、把握するのが難しい。
眼で見えない部分が難しくさせるんですよね。
アメリカにあるダイナミック・ダイアグラム社という会社は、「情報の視覚的な構造化」を業務とする一風変わった会社です。
■Dynamic Diagrams | Design for Understanding(英語)
http://www.dynamicdiagrams.com/
同社のサイトには様々な事例があり、サイトマップの視覚化ツールによって、どこからどのページにたどり着けるかが上手に視覚化されています。
Webデザインって、「ページの見た目」という狭いレベルで考えられがちなのですが、ページ相互の関係を利用者にわかりやすく伝えるような、そんな方法論と情報設計で作りたいものですね。
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