DELL のノート PC のラインナップの中でも、グラフィックスの性能に特化したシリーズ「G5」。
DELL には ALIENWARE という高級機ブランドがあるのですが、エイリアンをイメージしたロゴや外観に違和感を持つ人も多いと思います。G5 はそんな人向けに同じように高性能パフォーマンスを実現するシリーズになってるみたい。
仕事向きだと、搭載されたグラフィックボードが GeForce のため、3D-CAD を代表する設計業務には最適化されていないので、僕にはあまり馴染みがないのですが…。どちらかというとゲーム用の仕様になっていますね。
今回は、XVL を利用したプレゼンや、VR・AR のデモ機として購入しています。
なので、高価な Quadro ではなく GerForce 搭載ノート PC を選んでます。
一応、グラフィックボードのブランドである Quadro と GerForce の違いですが、Quadro がクリエイター用、GerForce が一般用(ゲーム用)と定義されています。Quadro の方が滅茶苦茶高価なので、個人は GerForce を選んだ方がお財布に優しいです。
2つの違いなのですが、最適化された 3D技術が違います。
Quadro は OpenGL という業務用ソフトで使われるのが多い技術、
GerForce は DirectX というゲームでよく使われる技術。
また、GerForce の表現できる色数が 256x256x256色に対して、
Quadro の表現できる色数は、1,024×1,024×1,024色。
…と数字的には(何倍だ?)全然違います ── が人間の目にはあんまり分からない。正直知らんけど。高精度の印刷してなんかグラデーションおかしいかなと思うぐらいですかね。まぁこだわってくとどうしても上を上を目指していくので数字的良いもの買いたくなることになるのですが。
どうしても ALIENWARE と比較してみてしまいますが、外観はエイリアンの顔が無いので落ち着いています。
エイリアンよりはビジネス向きというか、オフィスで目立たなくてよいですね。
側面は通気を兼ねてスリットのような造形があります。
USB ポートがたくさん付いてるのも嬉しい。
電源ボタンはそのまま指紋認証リーダーになっています。
シールが付いてるので分かりにくいけど、ここは光沢のある黒いパネルになっていて高級感があります。指紋がべたべたになるけど。
キーボードにはテンキーも付いていて、配置も使いやすいです。
タッチパッドも使いやすい。
縁の青いところが光るのが良いですね。
液晶は IPS。ノングレアで見やすい。
なんといってもベゼルが狭いのが良い。
小さすぎず大きすぎず、という感じですかね。
高性能と小型&軽量の両方を実現するのは、なかなか妥協点を見つけるのが大変なのですが、目的を遂げるという点では高性能の部分は外せないのでそういう意味では我慢できる範囲内の重さですかね。
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