JAXA が今、あるキャンペーンをやっています。
■JAXA|星の王子さまに会いにいきませんか ミリオンキャンペーン2
http://www.jspec.jaxa.jp/hottopics/20130329.html
全くもって内容が把握できないという、悪い見本のようなページになってしまっていますが・・・。
応募した(物理的ではない)メッセージが、宇宙へ行って戻ってくるという夢を体感できるというものです。
小惑星探査機「はやぶさ」については、映画にもなるほどの奇跡と感動のストーリーだったことからメディアにも多くとりあげられ、その名を知らない人はいないと思います。
人類初の壮大な宇宙開発プロジェクトと、柔軟な発想による技術開発のストーリーと、過酷な宇宙空間移動による度重なるトラブルとロスト、そして「万が一のために」と事前に用意して搭載していた小さな回路を使った大逆転のような復活劇と、ボロボロになりながらも地球への帰還を果たすという感動のフィナーレ。
機械ながらも「はやぶさ」の健気な姿に、涙を流した人も多かったと思います。
そのはやぶさの後継機である「はやぶさ2」が、名も無い小さな小惑星に向かうミッションにチャレンジし、そこにメッセージを込めることができるのです。
ちなみに前回の「はやぶさ」の時も同様のキャンペーンが行われ、149ヵ国88万人の署名入りのターゲットマーカーの投下に成功しています。(参考:JAXA|88万人の期待とともに)
「はやぶさ2」に載せられる形式は、以下の2つ。
【1】ターゲットマーカーに「名前」を刻む
小惑星に打ち込まれるターゲットマーカーという部品に名前を載せる。
ターゲットマーカーは回収されず、ずっとそこに留まる。
【2】再突入カプセルにメモリチップを搭載し、その中のデータに「名前」と「メッセージ」を保存する
名前やメッセージ、寄せ書き・イラストをデータ化し保存したメモリをカプセルに載せます。
カプセルは探査機から分離して探査対象の小惑星地表に着陸し、表面の砂を回収、探査機と再合体して 2020年に地球へ戻ってきます。データ化されているので物理的なタイムカプセルでは無いのですが、それでも宇宙旅行をしたストレージ内から再生されたデータというだけでも、なんだか趣があります。
宇宙への浪漫を載せて旅する「はやぶさ2」に託す夢。
応募は 7月16(火)までです。
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