半田町に新しいラーメン屋さんができたと聞いて、いってきました!
元々はパスタ屋さん(ピアット)があった場所のようです。
「笑門」と書いて「えもん」と読むそうです。
レジ前に「らーめん土蔵」のショップカードが置いてありましたが、どうやら姉妹店のようです。
2つのお店の名前を合体させると、「土蔵(どら)」+「笑門(えもん)」というキーワードが浮かび上がるのですが──とくに意味はないと思われます。
写真は、店の外壁にあったロゴマーク。
多少、思い付きで急に行ってみたところがあるので、夜中なので写真が真っ暗ですが。なんの写真かわかりにくいですね。
民家にしてみたら結構な豪邸ともいえる大きさのお店になります。立派。
店内は、古くからある居酒屋のような雰囲気。
肉を焼いた香ばしい香りが店内に充満していて、すごくお腹が減ります。
店内はかなり暗く、手元にある物体の色も判別しにくいような暗さです。
昼にいったら、また違う雰囲気かもだけど。
テーブルも年季の入ったようなアンティークっぽい雰囲気。
併せて置かれた椅子も、これまた古くて状態の良いアンティークみたいな椅子です。
店内の隅にカップボードが置かれていて、高級そうなカップが飾られていたので、アンティークっぽい雰囲気はオーナーさん関係の趣味なのかもですね。
椅子は値段も高そうですが、ちょっとお尻のとこ固いです。
テーブルと椅子の高さなのですが、僕にはテーブルが低すぎて、正直食べにくい高さでした。
ちなみに椅子なのですが、全部違う種類でした。
各テーブル間の距離は、いい感じに離れていて、数人でいった際には気兼ねなくお喋りできそうです。
店内は広く、開放的な上にライティングも暗いので、かなりのプライベート感があります。
メニューは、驚きの「豚丼」と「つけ麺」の2種類だけ。
オープニング用に提供できる種類を抑えているのか、「これからメニューはどんどん増えますよ!」という紙がメニューに添えられていました。
つけ麺は、並盛り 800円 ~ 大盛り 1,000円という価格帯。
豚丼は、並盛り 480円 ~ 大盛り 880円。子豚丼という(たぶん)ミニサイズのものもあって、330円。
変わったところではお茶漬けセットというのがあって、これは豚丼にお出汁をかけて食べるものみたいですね。
あと味噌汁もありました。
「おすすめセット」として、ハーフつけ麺に好きなサイズの豚丼をつけることができ、両方楽しむことができます。
ただ、普通のサイズのつけ麺に、小さな豚丼を付けるパターンは無いみたい。
というわけで、ボリューム感の分からないまま、並盛りつけ麺 + 並盛り豚丼というパターンで注文。
合わせて、1,280 円。
出てきたのこんな感じ。
豚丼。
一目見た時の感想は、「ボリューム多っ!」でした。
丼に山盛りになってます。これで、480円は安いかも。
お味の方は、若い人が大好きなガツンとくる味だと思います。
焼き肉のタレというより、ウナギのタレに近い味。
甘くて濃くて、ばくばくとご飯が進みます。
お肉の方は、ちょっと肉厚のステーキみたいなのを大きく切った感じ。
ほどほどに柔らかく、ただし噛みごたえのあるような感じで、お肉を食べた感が半端ないです。
かなり美味しくて好み。ボリュームも味も申し分ないです。また食べたい。
つけ麺。
冷たいのと温かいのが選べるそうで、僕は冷たい方にしました。
太いちぢれ麺で、上に刻み海苔がのっています。
麺は、もちもちした固めの食感で「土蔵」の細い玉子麺とは正反対ですね。
スープの方は、和食系というか魚粉スープ系。
かなりどろどろしていて、太いちぢれ麺によく絡みます。かなり絡みます。
かつお節なのかフレークなのか、固形物の舌ざわりもあり、スープというよりシチューと表現えきるようなものかも。
特徴的なのは、最初の一口の時に分かりやすい「甘い」というところ。
甘いというのも表現しづらいのですが、果肉っぽい何かというか。同行者は「甘い梅干をすりつぶしたもの」という表現をしていましたが。
このスープは特徴的で、今までにない別軸の味というか、「他の店とは違うつけ麺を提供するぜ!」的な気負いさえ感じます。
なので、そろそろつけ麺を食べ飽きた人とか、伝統的な味が嫌いな人向きかもとも思います。評価は分かれるところかも。
僕は、ちょっと尖りすぎているかな、という感想も持ちましたが、それでも美味しいです。
ただ、次に行った時はハーフサイズの方を注文するかも。
スープの中には、チャーシューとメンマがちょっとづつ入っています。
並盛り+並盛りというボリュームは、食べきることができましたが、ちょっとお腹いっぱいすぎという感じです。
全体的には「土蔵」が女性向けだったのに対し、こちらの「笑門」は、若い男の子向きという感じ?
ガツンとお肉を食べたい、つけ麺も食べたい、お酒も飲みたい、という欲張り満腹系のお店ですね。
店内は居酒屋の雰囲気も持っていて、壁にはお酒もあり、メニューにもお酒が豊富です。
これからどういった客層が入ってくるのか気になります。
ちょっと中心街からは離れた位置にあるので、仕事の帰りに気軽に夜という立地ではないのですが、たぶん時々寄って食べたくなるようなお店だと思います。
値段設定がちょっと強気なので、そう何度も同じメニューを食べにいくことができないのですが、新メニューが提供されたら、また食べにいきたいです。
■ 笑門(えもん)
住所:静岡県浜松市東区半田町1317-1
電話:053-433-5233
営業時間11:00~15:00 / 17:00 ~ 22:00 ※ 9:30 オーダーストップ
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