ビジネスにおいては人が集まる拠点を抑えること、という言葉もある通り駅や学校などたくさんの人が通る場所や集まる場所を作ることで広告機会を増やしたり製品サービスとの接触を増やしたりするわけなのですが。
わりと小規模に迅速に集客ポイントを作るという意味で手っ取り早いのが、フリーの Wi-Fi アクセスポイントを作ることだと思います。良い場所というのは大昔なら水のある場所、現代なら Wi-Fi のある場所、っていう感じですね。
無線Wi-Fi を提供し接続させることで利用者の満足イメージを高めつつ、設置側のメリットとしてトラフィックを読むことで混雑する時間帯の把握や人の動向を解析することもできます。もっとスゴイいこともできそうだけど。
とにかく、広告を出すにしても受けとる相手が必要なわけなので、人を集めることができて画面に集中させることができてそこに当てに行くことができるわけなので、かなり楽ちんといえなくもない。
というわけで、無線LANアクセスポイント「WLX313」を入手。
最近ネットワーク周りはヤマハ製で統一するのがマイブーム。安定しているのはもちろん、使いやすいし、何よりシェアが圧倒的に多くてネットワーク技術部署の方に質問できるっていうのが大きいですね。
WLX313 はヤマハのラインナップの中でちょうど真ん中のモデルになります。フラッグシップ機には WLX402 というものがあるのですが、発売時期は4年前。WLX313は昨年発売された最新型になるので、上位機種と比べても性能に遜色のない機種になっています。
パッケージにお金をかけていないあたりが業務用らしいシブさがありますね。
取付用金具や外部アンテナが最初から同梱されています。
が、しかし、電源アダプターはありません。PoE 給電機能が搭載されており、それを前提としています。
しかし僕は安定させたいので、ちゃんと外部電源アダプターを一緒に購入しました。
アクセスポイントは天井近くに付けたいのですが、このアダプターは目立ちそうで嫌なのですが・・・。
これが本体。真っ白で主張が無いデザインで、壁の中に溶け込みます。
こういうの望んでいる人は多いと思うのですが、各メーカーのデザイナーの主張が激しいからなのかデザインが通らないのか知らんけど市場にはあんまり無いですね。
2つのポートが見えますが、1つはコンソール。1本はLANから接続するために埋まるので実質ポートが無いということになりますね。
控えめにインジケータもあり、天井近くに設置しても動作状態を確認することができます。
電源が入ると、本体表面に薄く灯りが点るのが見えてカッコイイ。起動後は点灯しないので、光るところを見られるのはこのタイミングだけです。こういう仕組み好き。
WLX313 には「Captive Portal機能」が搭載されていて、Wi-Fi 接続画面で広告やブランド認知画像などを表示させることが可能になっています。これやりたい人も多いんじゃないかなぁ。
上の画像のようにオリジナルの画面も作れます。
Captive Portalを使用すると、無線端末がアクセスポイントに接続したときに指定したWebページ(Captive Portalページ)で認証を行うまでネットワークへのアクセスを遮断できます。
使用される環境に合わせてCaptive Portalページで使用する画像ファイルや表示するメッセージを設定できます。
本製品は3つまでCaptive Portalページを作成できます。
管理画面からブログのように設定していくだけで、簡単に作れます。
災害時には回線を開放する機能なんどもあるので、公共施設などにもおすすめ。
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