靴の概念を覆す革新的なモデル「モヒート」


(C)Hakes Associates Unless Stated
前にブログで書いた建築家ジュリアン・ヘイクス(Julian Hakes)がデザインした靴「モヒート(Mojito)」が、日本で商品展開を始めていて、ネット通販なんかでも購入できるようになっています。
(過去記事:ジュリアン・ヘイクス「モヒート」)
靴底が無いハイヒールのような靴で、足にリボンを巻いたようなデザインなのですが、軽やかで見た目可愛らしいですね。
女性用なので購入する気もないのですが、今年はなんとなくこれがヒット商品になるんじゃないかなぁと思っているのです。
ハイヒール履いたことないから知らんけど。


モヒートという名前は、カクテルに添えられるために美しくカットされたライムヒールに例えられているからみたいです。
ビーチサイドでカクテルを飲むシーンなんかにも似合いそうですね。
デザインしたジュリアン・ヘイクスによると、土踏まずの箇所に体重がかかってないことを発見したことで、このデザインを思いついたみたいです。くるくると螺旋を描いているのですが、最終的に踵やつま先に体重を分散させている──というか、元々人体構造がそうなっているみたいですね。
この靴のデザインを成形させるのには、3Dプリンターの存在が大きいようです。
アールの入った立体的な形なので、工業製品として量産するのは難しいはずなのですが、3Dプリンターで出力させることで市場への供給を可能にしているらしいです。
逆に言えば、3Dプリンターの普及が可能にした、ナウでトレンディな靴ということになりますね。面白い。
ラインナップの豊富さも「モヒート」の特徴で、現状17種類のバリエーションがあるみたい。3Dプリンタって改めてすごいんだな、と感じます。
Julian Hakes – Shoes(公式)
http://www.julianhakes.co.uk/category/Shoes

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