ソチ冬季五輪のメダルができるまで


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表題通りの内容なのですが。
ソチ五輪のロゴはカッコ悪いくせに、メダルのデザインがやたら恰好良い。
なんかもう今からでもオリンピックを目指したいくらいカッコイイ。
ニュースに寄ると、直径が 10cm、厚さが 1cm 。
レリーフされている模様は、ロシアの伝統的なパッチワークキルト模様なのだそうです。
最大のポイントは、クリスタルにも似た透明なパーツが組み込まれているところ。クールですね。
レリーフには太陽や氷が描かれていますが、この透明パーツはポリカーボネート樹脂でできていて、「氷」を表現しているのだそうです。
なるほど。意味が分かるとなかなか洒落たデザインですね。
このメダルをデザインしたデザイナーが誰かなのですが・・・。


非公開競争入札で選ばれたのはレオ・バーネット広告代理店。
公募で選ばれた製造会社は、ロシアのジュエリーメーカー「アダマス ADAMAS」だということです。
メダルって宝飾会社が作るものなのですね。宝石職人が作っているそうです。
まぁ指輪とか作るとこだから当然なのかもだけど。
なんとなく、どこかの工場で大量生産されているイメージがありました・・・。
ちなみに「アマダス」の意味ですが、ギリシャ語での「αδαμα?(アダマス)」=「征服されない力」という意味を持つ言葉です。
ダイヤモンドの語源でもあり、その強固さから何事にも屈しないという宝石の硬さを象徴することが由来みたい。
そんな名前の宝石職人が、世界の頂点になった者に贈呈するメダルを造るというのは、なんだかメッセージめいた不思議な神秘性を感じますね。
このメダルの制作時間は、1個につき18時間。これを1,300セット用意するそうです。
制作工程は様子は、惜しげもなく公開されています。
■ソチ冬季五輪とパラリンピックのメダル | ロシアNOW
http://roshianow.jp/multimedia/pictures/2013/11/01/45867.html

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