いま「図書館」をデザイン思考で設計する


デザイナーなら誰もが注目するデザインコンサルティング会社「IDEO」。
その IDEO が、施設としての図書館向けに、その設計思想をまとめたドキュメント「DESIGN THINKING FOR LIBRARIES: A TOOLKIT FOR PATRON-CENTERED DESIGN」を公開しています。


アメリカのシカゴ公立図書館とオーフス公共図書館が、IDEO に依頼し実現したガイドライン。
IDEO といえば「デザイン思考」。
毎日起こる様々な問題の解決に対し、人間中心設計の手法で様々な問題解決をするための考え方の資料となっています。
図書館に特化している資料なのですが、図書館といえば、膨大な資料量をほこるデータアーカイブです。
いろんな知識量の人、いろんな教育レベルの人、いろんなスキルレベルの人が情報を調べにきます。
また、インターネットの発達によって、図書館の図書館としての立ち位置も変わったように思います。
ネットで検索しても入手できなかった知識を得にくるのか。
それとももっと他に価値があるもの、もしくはエクスペリエンスなのか。
考え始めると、いろいろ思うところのあるコンテンツですね。
図書館の利用法という新しい設計は、ネットとリアルの共存という意味でも面白い部分です。
それをどのように問題解決をしているか気になりますね。
気になりますね、っていうのは、まだ読んでないからです。
■Design thinking toolkit for libraries’ released |IFLA Public Libraries Section Blog(英語)
http://blogs.ifla.org/public-libraries/2015/01/13/design-thinking-toolkit-for-libraries-released/

この記事に興味を持った人は、こちらの記事もどうでしょう

2011/01/22
資本主義、君が望むのはそんな世界か
── 哲学者は「世界」を解釈したに過ぎない。  大事なのは、それを変えることだ (by カール・マルクス)──■カール・マルクス – Wikipedia■カール・マルクスとは (カールマルクスとは) – ニコニコ大百科英国ロンドンでは、ホームレスが観光ガイドになって、ホームレスからの視点でロンドンの姿を伝えるという…


2013/03/05
夢は大きく花開く
クリエイティブは能力や才能ではなく、実行力。そんな当たり前のことを思い出させてくれるのは、やはり、実在し実績となったクリエイティブだろう。「Caine’s Arcade」を知っていますか?Caine は、カリフォルニアに住む 9歳の少年。どこにでもいる人の良い男の子だ。能力や発想は普通かもしれない。し…


2013/03/19
Bunkai Pierce (分解ピアス)
Bunkai Pierce (分解ピアス)という、アイテムが面白かったので、ご紹介。■mass item / Bunkai Pierce -2shoku | トウメイhttp://toumei.asia/item/massitem_2shoku_bp.htmlアクリル材が、透明感と加工のし易さから非常に使い勝手の良いのですが。安価な 3Dプリンターなども登場してきて、アクリル材で作…


2014/02/27
甘美なき冷酷の美、それが数学。
海外のクリエイターの作品「Beauty of Mathematics」が面白いです。女子とかなら「え? どこが?」と思われる方がほとんどだと思うのですが、男子なら興奮すること必至です。横長の画面枠の中に、3つに区切られた空間。そこ空間はそれぞれ、下記のように表現されています。 左に、方程式。 真ん中に、グ…


2014/07/15
淹れたてのコーヒーという不可能を可能にした「Growerscup Coffeebrewer」
c Coffeebrewer Nordic A/S気軽にいつでも本格的なコーヒーを楽しみたい。インスタントコーヒーでは物足りない。そんな風に思うコーヒー通も世の中に多いと思うのですが。そして技術の発達した現在、そんな「コーヒー玄人」を唸らせる夢の商品が、いよいよ現実に・・・!「Growerscup(グロワーズカップ…


コメント

タイトルとURLをコピーしました