ブラックなキッチンで、モダンなライフスタイル


白いキッチン、というのが明るくアットホームなキッチンのイメージのようですが、ウチはブラックにしました。
最初のイメージとしては、普段料理をしないはずなのでシーン撮影にでも使うかな、ぐらいに思っていて、正直、白でも黒でも赤でも良かったのですが。
たぶん白いキッチンが世の中にはたくさんあるので、人と違うものが作りたいなぁという気持ちがあり。
今では白いキッチンを見ると物足りないような気持ちになるので、黒で最終的に良かったと思っています。



ワイドカウンタータイプで、キッチン上部は一面フラットになっています。
料理をしながら対面のスツールに座った人と話し、時には料理を覗き手伝う、そんなライフスタイルですね。
1人暮らしでも、料理と食事をシームレスに行うことで、カウンター上を布巾でひと拭きするだけ、というのはシンプルで掃除がしやすいです。

ワンコも大喜び。
キッチンを決めにモデルルームに行った時は、周りは若い夫婦やカップルばかりで「あの人、こんなところに何1人で来てるの?」的な視線が痛かったです。
あと、「キッチンの高さを決めたいのですが奥様の身長はどれぐらいですか?」という担当者の屈託のない質問に「え? ええと、まぁ、こ、この高さで丁度いいくらいかな」という返答が独身には精一杯でした。
こんなに屈辱的な買い物は、後にも先にも一度きりだと思います。

形としては、アイランド型キッチンを壁に押し付けるという、アイランドじゃないじゃん的な形になっています。
アイランド型は高機能をひとつのユニットに押し込めるのでスペースも取るようなのですが、上面の開放感が素晴らしいので、これ以外は考えられませんでした。
通常の対面型キッチンにすると、天井との間に収納をつけるなどできて、スペースの有効活用ができるはずなのですが、僕の場合、料理シーンの撮影などに使うことを考えるとキッチンが狭いのも考えものなので、こういう形に落ち着きました。
収納に関しては、カップボードに色々詰め込めそうなボリュームがあるので、今のところそれで解決しています。
奥に勝手口ドアが見えるのですが、これは出入口ようではなく、ベランダに出るためのものです。

ウチのキッチンは2階にあるのですが、生ゴミの置き場所のことも考えて、小型のベランダを設置しました。
ここにエアコンの室外機とごみ置き場を設置し、ゴミ箱のスペースを確保しています。
2階なので、防犯上も有利です。

自動皿洗い機も付けました。
でも一回も使っていないです。
使うと便利なのは分かるのですけど、「専用の洗剤」と「対応した食器を用意する」と「洗ってからセットする」という手間と理不尽さが、イマイチ電源をいれる気にならないという。
電気代もかなりかかるらしい。
4人家族でお皿を何枚も使う人にはいいかもですが、お皿の数が少ない独身には意味ないかも。

包丁を入れるところは少しギミックが入っていて、開けようとしてもこれくらいの隙間しか開かず、包丁が取れないようになっています。これは子供が勝手にいじって包丁を取ってしまわないように安全設計になっているらしいです。
実際に包丁を取る時には、中にあるボタンを押し込むと、扉が完全に開くようになっています。

いつでも撮影できるように、1人から2人ぶんのスプーンやお箸を揃えました。
ゲストには対応していません

収納意少ないかなと思っていたのですが、キッチン周りだけでも意外に入ります。
鍋が増えてきたら、さすがにどうなるか分からないけど。

ガスの方がご飯が美味しいとは分かっているのですが、全て IH にしました。オール電化です。
僕は外出も多いので元栓のこととか考えるとリスクが大きいと判断しました。

狭いスペースに整理していろいろ突っ込めるようになっているので、便利です。

シンク部分。
僕はここがアルミというか銀色でベコベコした感じが大嫌い。
注文する際にも「キッチンのシンクが銀色のもの以外」というオーダーを出したほどでした。
時期が良かったのか、オプションでこの部分に人造大理石を使うことができるようになったため、余計な出費を使わずにすみました(10万円くらい違う)。

水道の蛇口部分はシンプルなものにしました。
浄水器機能は、あえて外しました。飲み水なので安心できるものの方がいいかもと思って。

というわけで、ウォーターボトルを置いています。
これ実はすごい邪魔なんだけど、ここで照明を当てると水族館みたいな雰囲気で綺麗なので、ここに置いてあります。

普段の夜は、こんな感じ。
背面のカップボードにもダウンライト照明が付いていて、この1区画の手元だけ明るくできるので、照明を落とした後の夜中の作業とかも便利。


ダウンライトの他にも、スイッチとコンセントが付いています。
キッチン周りにはコンセントが充実です。反対側の側面にもついています。

カウンターの座る位置にもついています。
コンセントには困りません。
キッチンは女性のお城なので、女性が家事をしやすいように作るものだと思います。
ポイントは隠すか、隠さないか、というところではないでしょうか。
どうしても乱雑になってしまう空間なので、ここはハッキリとしたコンセプトでもって設計した方がいいです。
特に忘れがちですが、ゴミが出やすいので、ゴミ箱を置くスペースの確保をしておくべきだと思います。
デザイナーズハウス
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