最近何故か「Avorion」というゲームを始めてしまいました。
宇宙船を自分で好きにクラフトし、広大な宇宙を旅するというオープンワールドなものなのですが、ゲーム内容というより、なんといっても好きにゼロから宇宙船を作れるというところが面白い。
ジェネレータでエネルギーを確保したり、スラスターの位置を決めたり、人員を配置したり。
物理法則に影響が出るのはもちろん、運用効率に差が出てくるので自分なりの宇宙船を作り上げるのが楽しいです。
■Avorion
https://store.steampowered.com/app/445220/Avorion/?l=japanese
作った宇宙船はワークショップにアップロードして共有することもできるので、自慢の船を公開したり、他の人が作ったカッコイイ船をダウンロードして使ってみたりと、便利に使えます。
これが僕が最初に作った、名付けて「コアシップ」。進行状況でパーツを拡張させていくコンセプトにしようと思ってそういう名前に。序盤のお金に余裕がない時にパーツ数が少なくても航行性能にパフォーマンスが出せるようになるべく軽量化を考えて設計しています。
船体の両側面にウイングバインダーのようにスラスターを鉄骨でくっつけているのですが、これは重心から離した方が運動力学的に旋回性能が上がるのでこうしています。船体から離すことで6面全部がスラスターになるメリットもありますね。
軽量化のため鉄骨でくっつけてあるだけなのですが、一回、海賊に数発攻撃されたらポキっと折れて以降身動きできずにボコボコにされたので戦闘にはあんまり向いてないです。
船首部分が本体まるごとスラスターになっているのですが、これめちゃくちゃ運動性能あがります。本体の3分の1が姿勢制御用のスラスターならまぁそうかという感じですが。
小型艇だけあって最高速度やヨー角速度が 2.57 rad/s あったりとコスパが良いのですが、Wiki 見ると『3軸 (Yaw/Pitch/Roll) の回転速度がそれぞれ 1.5rad/s 以上になれば十分(6.28rad ≒ 360°)』とあるので、2.57、1.77、4、の本艇は上下への運動性能だけギリギリ平均以上ということになりますね。確かにこの形状だと首を持ち上げるスラスターが無いので、もっと前後に長くして末端にスラスターを付ける設計にした方が良さげ。
そして、航行しての採掘作業中に海賊から攻撃を受けても逃げられるように防御重視にするために、本体に囲むように装甲を追加したもの、名付けて「コアシップ・シールドジャケット」。
ポキポキ折れるウイングバインダーを外し、代わりに船体を覆うようにチタン製の装甲板を追加したもの。囲ってしまったので、スラスターの減った影響は大きく3軸の移動速度は0.84、4、0.4 rad/s と無印の時より逆転している始末。シールドの端に小さくスラスターを埋め込んだり、いろいろ考えて作っているんですけど。
エンジンとジェネレータもチタニウム製に換装し、客室や貨物室を大型化し次のステップに進むための改装なのですが、いまのところ設計ミスでしかない船。
面白いのは、防御力が上がってそうなのですが船体の HP は 358HP → 348HP とシールド追加したのに減ってるんですよ。
これ軽量化とコストを下げるために、0.5 のチタン材の板を表面に張り付けるだけという構成にしているせいで、重さと耐久性は上がったはいいものの剛性がないから HP が下がっているんですよね。
なので、HP が低いので攻撃を受けてもみるみる体力ゲージが減って、いまのところ攻撃を受けて2回ほど爆散しているという最弱の船体です(いま3代目)。
よく見ると船体後部の上部や側面のシールドにオレンジのラインが入っているのが見えると思うのですが、これもデザインの時からこだわったポイント。このゲーム、線を書いたりできないから、パーツの構造で先に決めておかないといけなくて、ここだけですごい細かいパーツを使ってたりします。ただの板なのに!
次は、艦艇の大型化がテーマですね。
HP を1,000 くらいになるまで確保し、なおかつ3軸速度を1.5以上になるような設計。
これができれば海賊との戦闘も充分可能になりそうですが。
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