AR(拡張現実)の仕組みを作ってみました。
画像認識ルーチンを利用して、2次元バーコードパターンを Web カメラで撮影すると、それをマーカーとして映像にマッチムーブした 3DCG をリアルタイムで合成表示する、ということをしています。
自分で書いてて、何を言ってるのか、さっぱり分かりません。
この間、幕張であったデジタルサイネージジャパン2012展でうろうろした際に、ARを利用したコンテンツの出展が結構あったので、「こんなに作れる人が世の中にいるんだったら、僕にも作れるんじゃね?」と思いたち、チャレンジしてみました。
あ、なんかブログパーツ作る際に、Flash(Action Script)覚えた時と似ているな・・・。
作ったのは下記。
動画へのリンク:http://youtu.be/KXHgrqckAuw
■拡張現実 – Wikipedia
最初は、Mac で環境構築していたのですが、Windows に比べてやはり情報が少なく。
Java6 も OS X 10.6 からしかインストールできないとのことなので、Windows で環境構築することにしました。
準備というか、とり急ぎ購入したのは、WEBカメラのみ。
カメラは何でもよいみたいなので、テテルに装備されているロジクールのものと同じものでも買おうかな、とマルツ電波高林店まで行ったのですが、同じものが無かったので、ワンランク下の「c525」という機種を購入。
■HD Webcam C525|ロジクール(公式)
http://www.logicool.co.jp/ja-jp/webcam-communications/webcams/7794
5千円出費 。・゚・(ノД`)・゚・。
PCにインストールしてみたら、インストールが終了しないどころか不安定になったので、なにかとバッティングしてるみたい。付属のコントロールソフトを使わずにドライバだけ入れるようにすれば、安定するみたい。
あと Win なのに QuickTime が必須だった。ちょっとイマドキ感。
そして QuickTime のビデオ機能に変換する VDIG のインストールが必要。
うまくいかないのでググったら、最新版の 1.05 は不安定なので ver.1.01 を入れないといけないらしい。(ここ大事)
インターネット&グーグル先生って便利ですね。
■WinVDIG: video digitizer component for QuickTime for Windows (英語)
http://www.eden.net.nz/7/20071008/
で、下記のような AR マーカを自作。
作り方は、下記サイトを参考にしました。
■ARマーカーの基本 / FLARToolKit / The Sixwish project
http://sixwish.jp/AR/Marker/section01/
黒枠、内部の白領域の割合が、1 : 2 : 1 の比率になれば、マーカとして認識するみたいですね。
手描きのぐにぐにした線でも認識します(認識しないときは、線を足して正しい比率になった瞬間に認識します)
まだ勉強不足で、作ったサンプルでは立体モデルを合成できなかったので(どうしてもテクスチャが表現されなかった)とりあえず立方体を表示しています。
立体モデルは、Metasequoia ファイルフォーマット(MQO形式)が利用しやすいみたいです。
僕は Lightwave での 3DCG 制作の経験はあるのですが、メタセコイアは触ったことないので、こちらも勉強しないとですね。
WEBというより、サイネージやスマートフォン向けのコンテンツに利用できる技術ですね。
あとは、来年の年賀状に、ARマーカを印刷して送って、WEB特設ページで映像が流れるとか、そんな感じかなぁ。
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