個人的に運営しているサイトで使用している Movable Type を 3.1 から 3.2 にアップグレードしてみた。
配布パッケージは以下からダウンロード。
最新版Movable Typeではフル・パッケージとアップグレード・パッケージがひとつになったため、zip形式とtar.gz形式の2つしか選択の余地が無い。
ていうか、フルパッケージとアップデートパッケージってどうやってひとつにしたんだろ。これは興味深い!
■Movable Typeの入手方法について / シックスアパート公式ページ
3.1 → 3.2 アップデート
1. 現状のMTプログラム一式と書き出されたHTML一式、そしてDBとして使用しているmysqLデータをエクスポートしてバックアップ。
2. 普通にMTプログラムの中身を全て上書き
3. 新しく増えたCGIファイルもあるので、それらに実行権限を与える。
mt-config.cgi 設定
「mt-config.cgi-original」というファイルを「mt-config.cgi」にリネーム。このファイルは旧バージョンまで「mt.cfg」という名前と同じファイルで、MTの設定が書かれている。このファイルをハックすることでDBを直接叩くことができたから、CGIに変更したんかな。
旧mt.cfgを見ながら、mt-config.cgi を同様に設定。
28行目:CGIPath MTプログラムのディレクトリパス
31行目~71行目:使用するDBの設定の行をコメントアウトデータベース名やユーザー名を書き込む。新しくパスワードやホスト名の設定もできるようになってた。
93行目:新機能の StaticWebPath の場所を指定。
211行目:テンポラリファイルを指定。
272行目:文字コードを指定。
・・・以上が最低限の設定。
システムチェック
mt-check.cgi にアクセス。
問題なし。
・・・なんだけど、なんか気になる一文。
「Crypt::DSA」が入っていると、サインインが高速になるらしい。
どうやら暗号鍵生成のためのモジュールで、暗号・復号に使う Math::Pari のような数学ライブラリらしい。
ついでだから、それもインストールしてしまおう。
■Crypt::DSA
インストールにはCPANを使用。
cpan > install Crypt::DSA
終わり。(早っ
reload cpan で インストールしたモジュールを早速有効に。
成功。
MTのプログラムの入ってるURLの index.html を開く。
ログインすると、アップグレードのための確認画面が出た!
「実行」を押すと、
初期インストールだと、「mt-upgrade[n].cgi 達が次々に起動。
データベースをアップデートして、自動的に新バージョンに対応させるみたい。
プログラムで判断して自動的にアップデートするのかぁ。(・∀・)チゴイネ!
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