コンパクトな道順案内地図


浜松テテル用に、各店舗別に作成し用意した店舗への道順案内地図。
クーポンと同じ大きさのレシート大のサイズの感熱紙に印刷している内容です。
現地調査やヒアリングを経て、クーポンを出すことはできても店舗の場所が分からないという意見があったことから、クーポンとは別に、地図を印刷できる機能を追加。(クーポンと同じ紙面上だと長くなりすぎたので別ボタン)
道順案内は、通常の地図とは違って大雑把な位置関係が分かればいいというものではないので。
「地図そのまんま」を単純に表示するとうことをやめて「曲がる場所方角が把握できる情報デザイン」というコンセプトで考えて画にしました。


「スタート」として一番最初に進む方角をイラストにしているのは、県外の人など、初めてテテルの場所に来た人には東西南北が分からないことから、テテルの前に立った際の立ち位置から、「右手の方角へ」などというように、どちらの方角へ進めばいいかを最初にナビゲートするようにしました。
後は、曲がる場所さえ気をつけていれば、そのまま店まで辿りつきますね。
このコンセプトは、「迷路で迷った場合は左右どちらかの壁沿いに歩けば、どれだけ行き止まりになってもいつか出口に出る」という豆知識を得た後で、ダンゴ虫が曲がり角へ来た場合、右に曲がったら次は左、次は右、と左右交互に進む習性があるという実験結果をテレビの教育番組でたまたま見ていて思いつきました。全然関係ない話から飛躍してますね。
最初の案だと、もっといろんな情報があってごちゃごちゃしていたのですが、感熱紙に印刷した場合に文字や写真が潰れてしまって可読性が低かったことから、単純でシンプルな記号めいた図案に回帰しています。

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