焼き鳥のように豚肉を食べる。炭焼処とことん


浜松街中にある「やきとん」のお店「とことん」に行ってきました!
やきとんが何なのか実は知らなかったのですが、焼き鳥の調理法を使用した豚肉の串焼き料理のことなんですって。でも地方によっては豚肉でも「やきとり」と呼ぶみたいで豚肉を差す「やきとん」は、あまり広まってる言葉ではないみたい。
教えてくれた友人いわく「2軒目で行ったからあまり食べれなかったけど、どれも美味しかった」とのことで、かなり期待。最近は美味しい牛肉も少し飽き気味で、ここ最近は豚肉がずっとマイブームという感じなのですが、豚肉は疲労回復効果もあってなんだか自分に合ってる気がします。仕事の疲れを美味しい豚肉で癒す、とか最高じゃないですか。


場所は街中の北側、少し奥に入ったところにあり、まさに隠れ家。
店内は「かなり」狭く、1Fはカウンターのみ。2階がテーブル席のあるフロアだそうです。
僕らはカウンターの方に座らせてもらいました。食べている間に2階からどやどやと降りてくる人もいたりで、知ってる人は知ってる名店みたいですね。
店内は狭いけれどもすごく清潔で、細かい仕事をする人の店舗だなという印象。カウンターからはキッチンも丸見えですがすごい綺麗。

「とことんサラダ」サラダは2種類で、もうひとつは豆腐のシーザーサラダ。こちらは店名を冠しているのですが名前からはどんなサラダか分からなかったので、少し勇気が要りました。

まるごとトマトの和風マリネ。
さっぱりしたジュレがかかっており、フルーツのように甘いトマトがデザートのよう。

カマンベールの西京焼き。
ちょっと想像がつかなかったのですが、見た目はただのチーズを焼いただけのように見えるのですが、しっかり味が付けられており美味しい。
僕はチーズが苦手なのですが、これはお酒好きにも合うし、ご飯にも合う気がする。
バゲットが付いてくるので、上に乗せて食べると絶妙。これはたくさん食べたい。

煮込みもつのトマトグラタン。
僕はもつもグラタンも両方が苦手なのですが、これも食べられる。美味しい。

ジューシーメンチカツ。
小さめですが、サクサクジュージューで美味しい。注文してから過程を始めるっぽいので料理に時間がかかるみたい。でも理想のメンチカツ。もうちょっとボリュームあれば嬉しいけど。

西京焼き美味しかったので、普通の注文。
丁寧で美味しい。でももうちょっとボリュームが(ry

錦爽鶏の唐揚げ。
ザクザクした衣の唐揚げかなと勝手に想像していたのですが、意外に「ふわっ」な唐揚げでした。
味付けは薄目で、お酒に合う唐揚げというより上品な料理の唐揚げという感じ。

きのこのピザ。季節ものみたい。
クリスピーな生地で、カリカリ薄目。僕の好きなタイプのピザです。最近はこういうピザ増えて嬉しいけど火力とかコンパクトとか調理器具の劇的な進歩あるんですねきっと。お菓子みたいにパクパクいけます。

ずっと「豚肉のメニュー少ないな、全然食べてないぞ?」と思っていたのですが、メニューを改めて見ていたらメインである串のメニューをすっとばして一品からのメニューを見てしまっていたことが判明。というわけで、本来の目的の串を注文。
目新しさがあるわけではないですが、安定の美味しさですね。想像通りというか、外れないという感じ。
ちなみに少しだけ店主さんと話しできたのですが、北区の「とんきい」さんから仕入れているそうです。豚肉の聖域サンクチュアリと僕が勝手に言っている「とんきい」なら美味しいのも確実ですね。なんていったって豚肉にかけるプライドが違うし。
そういえば、お店にちなんで飾り物も「豚」が多いので、見ているだけでも楽しい。可愛くてセンスのある豚オブジェ多かったのですが、誰のセンスなんだろ。

ちょっと和風な担々麺。という名前の担担麺。
これ友人が美味しいと言っていたので〆に楽しみにしていたのですが、マジで美味しい。これだけ食べに寄りたい。
普通の担担麺とはちょっと違う。名前の麺が特徴で少し平べったくて、もちもちした麺なのですが、訊いたら昔きしめんや? うどんや? かで働いていて、そのノウハウで作ったメニューなんだそうです。すいません訊いたけど忘れてしまった。お店のメニューにバリエーションがあるのは、今までのいろんな経験を活かしたメニューづくりをしているかなんですって。西京焼きとかからも分かるように京料理の要素があるなぁとは思っていたのですが、京都で修行したりいろんな店舗で経験をしたことで多角的にスキルを積んだことで、幅広いメニューを用意できるみたいですね。店主さんは少し硬派っぽくはにかみながら説明してくれたのですが、もうちょっと料理の話を聞いてみたくなりました。
専門的にやってきた料理人もいてすごい技を持っている人もいるのですが、逆にいろんな店舗の経験をポジティブに活かして昇華させれば、こういうお店もできるんだなと感心してしまいました。面白いお店ですね。

「ひろうす」というメニューがあったので、気になって注文。
浜松では「がんもどき」と呼ばれてるものだったのですが、関西では「ひろうす」と呼ばれているそうです。Wikipedia によると、飛竜頭 という言葉から変化した説やポルトガルの菓子フィリョースが語源とか、いろいろあるみたい。
がんもどき – Wikipedia
少し店舗が狭くて隣と距離が近いというのは気になるけれど、料理はとても美味しかった。
豚串を食べるつもりが、担担麺やカマンベールチーズの西京焼きに喰いついてしまった気がするけど、また食べに行きたい。

炭焼処 とことん炭火焼き / 第一通り駅遠州病院駅新浜松駅

夜総合点★★★★ 4.0

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