シェ・モリヤ

フランス料理界では有名な守屋シェフのお店に行ってきました。
テレビにも何回か出てるし、テレビ番組「料理の鉄人」でも鉄人に勝利して認められた経歴を持つ、浜松では珍しい人ですよね。
レセプションルームでは、鉄人と一緒に撮った写真アルバムなんかが雑誌があるところに置いてありました。
■シェ・モリヤ
（関連リンク）
「おまかせ」でディナーを頼んだんだけど、市街ド真ん中にして高層ビルのてっぺんで夜景も見られる「パガニーニ」より高い値段設定なんだ・・・。
パガニーニは場所代あるから高いと思うんだけど、この価格差なによ・・・。

完熟トマトのムース
この店の最大の売り、トマトのムースです。
これが「料理の鉄人」で勝利し、鉄人である坂井シェフに認められたというものですね。
とても甘くて、かなりセンセーショナルな味でした。
このトマトのムースを目当てに遠方からやってくるというのも頷ける美味しさです。


ラタトゥーユとナスにサーモンのポワレをのせて＆完熟トマトのコンフィ・ゼリー寄せ
前菜っぽくない前菜。サーモンは大好きなので、とても嬉しいです。
トマトは、こういう料理は食べたことなかったので、かなり新鮮でした。


冷製・ゴボウのヴィシソワーズ、根セロリのフランを添えて
なんか不必要に料理のタイトルが長いぞ？ ポエムチックだし。
ロマンのある料理ですね。ただのビシソワーズだけど。
濃厚でかなり好きな味。


本日水揚げされた2種類の魚料理盛り合わせ
本日水揚げ、っていうところがポイントですね。
なんか本場のフランス料理っぽい量で、味付けもお洒落なかんじ。
白い方は山芋？メレンゲ？ かなり創作料理っぽかった。


お口のひと休み：グラニテ
爽やかにミントも添えられてた。
こればっかり何杯も食べたい、といってる人もいる不思議。
それってソルベというか、かき氷でいいんじゃね？


フランス産仔鳩のロースト・トリュフ風味ソース
メイン。骨付き肉キター。
骨付きって、マナー的に食べ方が分からない人が多いと思うわけ。
それを平然と出してしまう店は、かなり敷居が高いと思う。
トリュフ風味らしいけど、どのへんがトリュフらしかったのかイマイチわからなかった。とくに臭くもなかったし。でも味は最高！


手づくりデザート盛り合せ
タピオカとか、ひさびさに食べたよ・・・。
フランス料理って、ベトナムを領地にしてた時代があったから、こういうメニューなんかな？ そういう背景を考えて、歴史に想いを馳せるのも楽しいです。
“Cuire est un reve. Le temps de manger la cuisine est mon bonheur. ”


最後にコーヒーが出てきて、おしまい。
お値段、2万円くらい。
トマトのムースで有名なんだけど、さすがに美味しかった。
あと、店員がすごい教育されてて、僕なんかスーツとネクタイは窮屈で大嫌いだから絶対着ないんだけど、店員さんはそんなアンタッチャブルであるはずの僕のジーンズに「普段着でふらりと寄ってくれた方が嬉しいですよ」と言ってくれたりしました。
店員がお客にどんどん話しかけるのってサルバトーレ・クオモがプロデュースした「ザ・キッチン」とかのお店しか経験ないんだけど、たぶん店員の質が上じゃないとできないと思うんだよね。だって、お客に話しかけられて答えることができなかったり「ちょっと聞いてきますね」と手間取るのって、雰囲気台無しだし。
普通のお店だと「バイト代を払ってるんだからサボるな！」みたいな店長のセコさがあってできないのかもな。もっと余裕持っても良いと思うけどね。


———————————————————

「料理の鉄人」で有名なシェ・モリヤへ行ってきたよ。
いつも「今日はお祝い事かなにかですか？」と訊かれるけど。
・・・
・・・・・・
ふらりと寄っただけだよ！ と言ってみる。
でも理想は、ふらりと普段着で寄れるようなフランス料理屋さんて欲しいよね。
カフェでもいいけど。
お口の手はじめ：完熟トマトのムース
定番スタート。これは美味しいよね。
レシピとか普通に公開してるけど、すごいよね。
どうせ家じゃ作れないけど！


的矢産（三重）殻付カキのサバイヨンとカリフラワーとビーツのムースをシャンパングラスに入れて
シャンパングラスに入ってる赤いのは、ビーツっていう野菜らしい。
大根の一種らしいよ。ちょっと珍しかったけど、こういう色で楽しめる料理はいいよね！
っていうか、ボルシチにこんな赤いの入ってたっけ？

赤甜菜とも言う。アカザ科の根球部を食べる野菜で、甜菜（砂糖大根）の仲間。鮮やかな赤色と独特の甘みが特徴。日本では水煮の缶詰の方が手に入りやすい。代表的な応用料理はロシアのボルシチ。（はてなダイアリーより）

コンソメロワイヤルスープ・カプチーノ仕立て
「カプチーノ仕立て」の部分はよく分からなかった。
あんまりスープが好きくらい僕にとっても、やっぱり美味しい。


本日水揚げされた魚料理
魚の種類は忘れた。魚嫌いの僕でもこれは食べられる。
飾り付けもお見事。キラキラして色がキレイ。


国産牛肉のポワレホーレン草とマッシュルームのグラタン
グラタンが嫌いなので、上に乗ってるこれが気に入らない。
このお店のお肉は、いつも赤ワインソースの気がするけど、気のせいだろうか。
たまにはチーズソースとか食べてみたいみたい。と言ってみる。


手づくりデザート盛り合せ＆カフェ
デザート少ない・・・。
もうちょっとがっつり食べたいな。


以上で1万円ちょっと。
ごちそうさま。

———————————————————

料理の鉄人に勝った、フランス料理の店「シェ・モリヤ」に行ってきました。
■シェ・モリヤ
いつもはコースなのですが、今回は前菜＋主菜と別々に頼んでみました。
ちなみに今日は厨房の見える席にしてもらいました。
会話もなくて、料理の音もさせないなんて、可哀想な職場だな・・・と思ったら、実は防音ガラスがはってあったらしい。
ガラスがきれいすぎて気付かなかったよ！　っていうか、シェフの人に会話聞かれるのイヤだから小声で喋ってたのに意味ねーよ！

【トマトのムース】
シェ・モリヤを一躍全国区にした定番の一品。
やっぱ食べとかなきゃ。
少し前に遠鉄百貨店で実演販売したらしいよ。

サーモンマリネ　サラダとフレッシュハーブを添えて
サーモン大好き。
フレッシュハーブがさっぱりしてて、なんだか爽快な感じ。
謎の赤い実がのってたんだけど、あれなんなんだろう。

【ビーフシチュー・マッシュポテトを添えて】
日本で言う「ビーフシチュー」は「ビーフストロガノフ」。
ワインで柔らかく煮込まれた上質のお肉でございました。
下の黄色がかかったのがマッシュポテトです。

【デザート3種盛り合わせ】
デザートは普通一品だと思うんですけど、それなりの値段を払えば全種食べることも可能だそうなので、３つ頼んでみました。
正式名称はもう覚えてないけど、緑のがブロッコリーのアイス、かぼちゃのケーキ、チョコじゃなくてショコラ、オリジナルのティラミス。
お値段、1万円ちょっと。
ごちそうさま。

シェ・モリヤ （フレンチ / 第一通り駅、浜松駅、新浜松駅）

夜総合点★★★☆☆ 3.8

昼総合点★★★☆☆ 3.8