先々週?「良いクエが入った」という情報をもらい、「凡猿」久々にクエ鍋を食べに行ってきました!
ちょっと前まで沖縄とかタイとか長期出張多くてなかなか行けていなかったので、かなり久々です。5年前は毎週のように街中にいて食べさせてもらってた気がするけど。
そういえば少し前にスシローがクエを「幻の高級魚キャンペーン」としてクエの寿司を提供すると聞いてびっくりしましたが、よくそんなにかき集められたものだと企業努力に感心しましたね。3ヶ月前から仕入れて貯蓄して準備していたとのことで、貴重なクエの質が冷凍で残念なことになってしまうのは感心しませんが。でもスシローってそういう無茶な企画を通すパワーがあるんだなと改めて周知できた良いビジネスパフォーマンスでした。
ちなみにクエは今が旬だとのこと。この時期が一番美味しいそうです。旬の美味しい食材を教えてくれるので勉強になります。やっぱり美味しが一番。季節も感じられるし。
そして凡猿に一緒に行った友人はクエは「幻じゃないくらい今食べてる」とのことでした。
まずは野菜、いつものカルパッチョのサラダ。
魚をいっぱい食べるので、カルパッチョは魚ではなく牛にしてもらいました。お店に伝えれば変更してもらえるとのことです。
まずは、クエのお刺身。
淡白で、魚というより鶏肉のような、そんなふわふわした食感。味も甘くて脂がのっていて、お肉のような感じですね。
ウニ!
牡蠣!
姉妹店の料亭「枡形」の名物、イカソーメン。メニューに入ってたので。
そうめんの代わりにイカの切り身担っているのですが、結構ボリュームあります。
イカの旨味&出汁の旨味で幸せ。
フグの刺身(てっさ)とオニカサゴの刺身。
クエと比較して食べられて嬉しい。
フグの方がさらに淡白で、もちもちしている感じ。
「フグの刺身が薄いのはケチるため」と誤解されているのですが、フグの肉は弾力があって噛み切るのが難しいので一番美味しく食べられるように薄く切っているそうです(Wikipedia)。硬くて薄く切るのが難しいのでこれができるかどうかで料理人として評価も変わるんですって。
オニカサゴの方は淡白の中に甘みがある感じ。高級料亭に買われるので一般のスーパーには出回らないと聞きますが、納得の美味しさ。3種の中でオニカサゴが一番好きかも。
春野菜の天ぷら。
旬のものを天ぷらにしてもらいました。木下映画監督のの愛した名店の味を皆さんにもぜひ食べて欲しい。芸術関連の人もぜひ。
うなぎのピザ。
やっぱり凡猿にきたらこれ食べないと。
石窯で焼いたクリスピー状のピザ記事に甘じょっぱいうなぎのたれとチーズが絶妙に合っていて美味しい。
お酒に合う濃い味付けなので、お気に入りのお酒と一緒に。
いよいよ、鍋。鍋の写真をなぜか撮り忘れていますが、野菜いっぱいです。
しゃぶしゃぶすることで無駄な脂が落ちて、ふわふわぷくぷくの味を楽しめます。
鍋を楽しんだ後に、出汁を雑炊にしてもらうため待っている間に新メニューの伊勢海老のパスタを注文。伊勢海老なのに1,300円くらいでした。イタリアンレストランだと高級パスタ2,500円くらいからなので、コスパいいですね。
すごく海老の香りがしていたのですが、やっぱり濃厚な海老をこれでもかと楽しめます。
このへんから美味しくて黙々と食べていたからか写真撮ってないですね。食べ切ろうかというぐらいに撮ってないこと気づきました。
実はクエのエキスの出汁が美味しくて飲み過ぎてしまったせいか雑炊にするための水分が足りなくて四苦八苦したらしいです。ごめんなさい。
でもこの雑炊、美味しかったなぁ。
これは鍋の人にサービスするデザートで、ゆずのシャーベットでした。
爽やかな酸味で後味スッキリ!
やっぱりなに食べても美味しくて大満足です。
凡猿 (居酒屋 / 第一通り駅、新浜松駅、遠州病院駅)
夜総合点★★★★★ 5.0
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