鳥焼「もろ川」さんが、離れにあったテーブル席をサロン風に改装したとのことで、特別に内覧会にお邪魔させていただきました。
当日はメディア向けの内覧会だったそうで、名刺交換させていただいた方も新聞社やフリーペーパー誌、カメラマンといった方々でした。
僕はリニューアル前を知らないので比較することはできないのですが、今回利用させていただいた部屋は、非常に高級感のある空間でした。
窓からは日本庭園を望めます。
低いテーブル、身体が沈むようなアンティークのソファ。
焼鳥屋として考えると、あまり体験できないような空間です。
家具の配置によって、うまい具合に間接照明になっていました。
オーナーの諸川さんいわく、内装の改造はほとんどしておらず、アンティーク家具によって大幅にイメージが変えているそう。
所謂「シンプルモダン」の内装の店舗が多くなってきて飽き飽きしており、差別化のために、今回のリニューアルをしたとのこと。エレガンスでラグジュアリーな空間は、かなり完成度が高いです。ここでお酒を飲みつつ美味しい焼き鳥を食べるエクスペリエンスというのは、想像するだけでも楽しいです。
でも食べるのが焼き鳥なので、タレがソファや絨毯に落ちたらどうしよう、焼きがついちゃったらどうしよう、と心配になるのですが、そんなことは気にせず空間を存分に楽しんでほしいとのことでした。
ほとんどの飲食店では、このような汚れ・傷み対策のために高級家具を置くことはないのですが、オーナーの諸川さんには「つきぬけたサービスを提供したい」という気持ちがあるようです。
僕もL字形になった長いソファなど、憧れはあっても座ったことがなかったのですが、軽いパーティーなどでも利用できるようなので、何かの集まりに利用するのも面白いです。
この部屋は「サロン契衷庵(せっちゅうあん)」と命名されているそうで、ご利用は無料、誰でも予約できるそうです。
通常の部屋では、調理の様子を見ながらカウンターで食事を楽しむスタイルなのですが。このサロンにもカウンター付きの焼き場(しかも専用)が隣接しており、目の前で鶏肉などが焼けていく様子を眺めつつ、焼きたてを出してもらうこともできます。
この日は、特別に美味しい料理もふるまっていただけました。
ありがとうございます!
メニューは変わっていないとのことでしたが、美味しくいただきました。
そして、もうちょっと食べたい欲求が出てきて、いつものカウンターに移動。
平日の早い時間帯なので、まだお客様がおらず貸切状態。
お口直しのすりおろした大根をいただきながら、料理を待つ。
こっちの窓からも中庭が見えます。
サラダ。
なんだっけ? お酒のおつまみです。
定番。
えのきベーコン。
つくね。これ好き。
とろり卵お黄身がまるごと入っていて、からめて食べると本当に美味しい。
写真撮ってないけどいろいろ食べましたが、最後に親子丼。
この親子丼も玉子の上にさらに卵がドン! という感じで豪華絢爛。
美味しい卵ですよね。
ちなみにこれは大盛りにしてもらっているので、ちょっと普通の人より量が多いです。
最後にサービスで卵プリンをいただきました。
まろやかなめらかの濃厚なプリンで、いつも美味しいです!
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