静岡大学前にある「ピッツアなお」に行ってきました!
ここは薪窯で焼くというピザが美味しいと評判のお店だそうです。
カリカリのピザが好きな人向けですね。昨年末にオープンしたばかりだそうです。
前から気にはなっていたのですけど、マンションの1階にあるお店なので駐車場が小さく入りづらいな、と思っていたら、店の裏側に大量に駐車できるスペースがあるのだそうです。・・・知らなかった! 知ってたら行ってたのに!
場所は静大前の姫街道を北へ100メートルほど進んだ向かい側です。
前にスープ&ハンバーガーの店「ヘイゾー (Soup Shop HEY!!ZOH)」があった場所です。
大きな白い移動販売車が停まっているマンションで、入口の上部に赤い大きな看板が目印です。上の写真がそうです。
店主さんの顔をイラストにしたシンボルマーク可愛い。
っていうか、この看板の大きな文字部分のタイポが可愛いすぎて、どストライクなんだけど。
フィンランドのフォントメーカー Suomi Type Foundry(スオミ・タイプファウンダリー)の「Kaapeli」なのかなぁ? うぅむ、このフォント買っちゃおうかなぁ。
この Tomi Haaparanta というデザイナーさんは、幾何学的な線の中にコケティッシュな丸みと角度があって、かなり良いですね!
■Suomi Front(公式)
http://www.type.fi/
で、話をお店に戻すと。
店内は壁に向かったカウンター席と、壁際にテーブル席があります。
カウンター席の方には、背後にパーミッションがあり、背中から覗かれるようなことがないようになっています。
テーブル席の方は、2人用の小さな四角いテーブルが並べられており、人数が多い場合はテーブルをくっつけることで対応できるようになっています。
テーブル席の上には、メニューの書かれた大きな黒板があります。
メニューは、いろんな種類がたくさんあるので、迷います。
あと、ちょっとメニューが分かりにくい。
ピザの他に、パスタ、ハンバーガー、スープ、ご飯ものなど、盛り沢山です。
店の正面奥のカウンターで、先払いのシステムです。
パスタに「替え玉無料」という謎の文字があり、その無料に心を奪われていたのですが、直前でハンバーガーに変更。
プラス300円で、ドリンクとポテトが付くセットにしてみました。
席に座って待っていると、先に、ポテトとドリンクを持ってきてくれました。
ポテトの中に丸いのが混じっていますが、これはピザの生地を丸めて揚げたものだそうです。
イタリアにこのようなお菓子があるのか分かりませんが、プレッツエルのように硬いのばかりしか知らないので、このもちもちした食感は食べたことのない経験で好きかも。軽い塩味で、噛めば噛むほど生地の旨味と香りが感じられるような感覚です。新食感。
店の真ん中には、タバスコやマスタード、マヨネーズ、ケチャップ、ソースなど、各種調味料が置かれていました。
マスタードなんて、メーカー別に用意されているのですが、どう違うのか上級者じゃないので分かりません・・・。
この調味料を使って、好きな味にして食べて、ということらしいです。
何気に手に取ったタバスコの瓶をふと見ると、「なめると痛い」の注意書きが・・・。
どうやらタバスコは辛い順に並んでいるらしく、これが店内で一番辛いタバスコみたい。
果敢にも目の前でチャレンジした人が・・・。
でも普通に食べてました。
ポテトなどは食べていると味に飽きてくるので、こんな風に「ちょい足し」で味を変えることができると、さらに美味しく食べられますし楽しいですね。
しばらく待つと、ハンバーガーが。
注文してから作る、佐世保バーガーです。
ハンバーガー屋さんのテレビCMに出てくるハンバーガーのようにぺしゃんこになっていない、ちゃんと厚く重なっているバーガーです。僕でも噛みつけにいかないボリュームだったので、女性だとかぶりつくのはちょっと不可能に近いかも。
中身はベーコン、レタス、半熟目玉焼きなど。
ソースは甘みのある肉汁のようなバーベキューソースです。
お肉の方はごつごつした手作り感のあるハンバーグ。げんこつハンバーグにかぶりつくのをイメージしてみれば大体合っていると思います。
ボリュームがあるので少し食べづらいのですが・・・。
最後の方はぐしゃぐしゃになるし、口の周りはべとべとです。
ひょっとしたら上手に食べるテクニックがあるのか・・・。
ハンバーガーを包む紙は加工されているので、持ち方さえ気を付けていれば、ソースが外にこぼれるということはありません。上手に食べてね。
味は、美味しいです!
パンがちょっとパサパサの気がしますが、お肉の美味しさが味わえます。
ハンバーガーやスープのレシピは、前に同じ場所で営業していた「ヘイゾー」からレシピを貰って受け継いだものなので、同じものだということです。ヘイゾーファンにとっては同じものが食べられるということで嬉しいですね。
ヘイゾーは確か1級建築士の方のサイドビジネスだったと人づてに聞いたことがあるのですが、そのヘイゾーの店主さんと、このお店の店主さんは友人なのだそうです。
元消防士という経歴を持つ店主さんが、ピザの移動販売を経て、このお店を引き継いだということらしい。
その移動販売車。
この中に調理設備と窯が入ってるとのことです。このまま移動してイベントでも焼けるという。一回、家の前まで来てほしいですね。
店の前に鎮座しており、ピザの注文があると、ここで焼いて店内に持っていきます。
なのでピザを注文すると普通店の奥から持ってくるとばかり思いこんでいるので、自動ドアが開いて「お待ちどうさま!」と言われた時には、宅配ピザかと思ってびっくりしました。
この移動車の中に窯があるというエピソードを知らない人には、わけがわからないと思います(笑)。
というわけで、ピザも味わっておこうと思って、マルゲリータも注文。
一番小さいサイズで、500円。
ハンバーガーも食べるから、ピザは食べきれるかな、と思ったけど余裕でした。
ピザはカリカリに焼けた薄型のタイプです。
縁の部分は、もちもちとした食感。僕は厚いピザは苦手なのですが、このピザは「もちもち」の部分が美味しくて好き。
薄い部分でチーズとトマトの香りを楽しんだ後に、このもちもち部分を噛みしめながら食べると、なんともいえないピザの食べ応え感があって大満足。
これはちょっと癖になるかもですね。
カリカリに焼くのは火力がないと難しいっぽいのですが、こだわりの窯がそれを可能にさせてるっぽい。
そしてもちもち感が残るところは、焼き時間を見極める経験が必要なのではないだろうか。
いずれにせよ、薄いピザ好きなら是非食べてみてほしいと思います。
ファーストフードの雰囲気のある店内で、混んでくればゆっくりはできないと思いますが、大学の前にこういうお店があるのは良いですね。パスタの替え玉無料サービスなどは、学生さん向きにやっているそうです。
後、お酒のメニューもあります。
テイクアウトも、ほとんどのメニューでできるとのこと。
時間が無い場合にもいいですね。
まだ若干、店内のオペレーションに慣れていないようなところも見受けられるけど、先が楽しみなお店ではないでしょうか。
■「ピッツァなお」の焼きたてピザ日記:開業
http://pizzanao.hamazo.tv/
ピッツァなお (ピザ / 助信駅、八幡駅、曳馬駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
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