広告ブロックと爆速表示──YouTubeすら広告を飛ばして閲覧してしまうブラウザ「Brave」


Cookie 規制が激動している中、ネット広告やデジタルコンテンツ業界は、どう対応していくのかな…と他人事のようにも思うのですが、どういう収益モデルに移行していくかは各社の腕のみせどころというところでしょうか。
僕の現在の業務でも、取引先のサイトを見てると直ぐに営業の電話がかかってくる、という嘘のような本当の話が何回も起こっており周りでも薄気味がられているのですが。特に「初任給が一番高い」で有名な某企業が、その手の営業の仕方で有名ですね。
マーケティングツールのサービスもたくさん出ています。一流企業ならやってて当然というか、異常なマメさでメールが届く企業は導入してますね。
逆にそんな状況にいるからか、前職の時より広告や Cookie に対する警戒心が強くなってしまって、メールもブラウザもガチガチに防護した設定になってしまっています。


そんなある日、面白いブラウザを教えてもらえました。
■Brave: プライバシーを重視した高速かつ安全な次世代ブラウザ | Brave Browser
https://brave.com/ja/
JavaScriptの開発者が作った最新ブラウザでなのですが、使ってみた感じ爆速。体感でも分かりやすく軽快に動きます。
システム自体は Chromiumベースなので、Google Chrome の兄弟分ともいえるし、出どころもしっかりして安心だし。
そして特筆すべきはスピードだけでなく、そのコンセプトが面白い。
広告をブロックすることに特化してあり、Cookie など個人情報をトレースするものを保護するようにできています。
もちろん前述の画像のとおり、日本語にも対応しています。
「広告のブロック」についてブログなど表示されなくなるのはすぐ分かるのですが、効果を実感できるのは、Youtube。
なんと動画が始まる最初の数秒の広告や、途中のうざい広告など、全部すっとばしてくれます。
めちゃくちゃ快適。
最近、ミニチュアダックスの動画ばかり見ていて広告が鬱陶しいと思っていたので、かなりの良いポイント。
スピード&広告無しという、ネット好きな人もどうでない人にとって楽園のように、何のストレスもなしに閲覧できるのは嬉しいです。
そこでちょっと疑問に思うのは、広告収入で生計を立てる YouTuber やブロガーはどうなるんだろうというところ。
クリエイターにとってはネガティブしかないかと思ったら、ちゃんと代案としての収益モデルを確立しています。見る人と作る人の両方に収益があるという不思議なビジネスモデルです。
僕も、ものは試しとプロジェクト登録してみたのですが、この「〇〇〇〇」のブログはサブドメイン全部ひっくるめて、〇〇〇〇の持ち物とされてしまうみたいで自分の収益化とすることはできませんでした。
これからのブログは自分のドメインを使った運営するしかないみたいですね。
しかし、メディアによっては、この brave のビジネスコンセプトを良く思わないところもあるので当たり前のようになるのか分からない。
ビジネスモデルはともかく、機能面やパフォーマンスなど現存最強といえるスペックなので、使ってみる価値ありますね。
Brave (ウェブブラウザ) – Wikipedia

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