スイスの和様折衷カフェに「世界のカワイイ」を感じる


c 2013 Miyuko GmbH?
スイスの和洋折衷カフェ「Miyuko」が興味深いです。
■les gourmandises de miyuko – bienvenue
http://www.miyuko.ch/
店名の「les gourmandises de miyuko」は、「みゆこの美味しいもの」という意味らしいです。
このお店の正体はスイスのチューリヒにあるカフェ。
日本が大好きというデザイナー自身が経営するデザイナーズカフェです。
そのクオリティから、スイスの中では人気No.1というカフェだそうです。
なんでカフェ経営がデザイナーに人気なのかというと、すぐにリアクションが得られるという部分だと思います。
モノ作りにおいて、お客様自身の声を聴ける機会というのは非常にレアです。
その点、カフェやレストランはその場で反応を見ることができるので、他人を幸せにしたい、人のために尽くしたいというタイプのデザイナーはこういうのが好きなのですね。
逆に「ユーザビリティ」を提案する WEB デザイナーは、不思議なほどお客様の声を聴きにいくことをしない・すぐ直さない、という「お約束」が業界の中にあったりします。きっと机の前が好きな WEB デザイナーがユーザビリティを好きなのでしょうね。


そういえば、スイスって「永世中立国」というイメージから、すごく平和なイメージなのですが、実際は街中に戦車が走り回るような力強い国らしいですね。
四方を他国に囲まれているという地形から政治的なこともしているのですが、かなりの軍事国。
と、この間スイスから帰ってきた地元の経営者の方が話してくれました。
最近は歳をとったせいか、こういう話を聞くのが面白いです。
世界はこの目で見ない限り、知ったかぶりはできないですね。
このお店の特徴は、なんといっても、そのクリエイティブなデザイン。
普通に美味しそうなのはもちろんのこと、目の前にあったら感激するようなビジュアルを持っています。
パーティー用のデコレーションケーキなんてすごく華やかで斬新。配色とかも神がかってます。
富士山、錦鯉、桜。
そんな日本のモチーフを入れつつ、鮮やかにフランス菓子的というか、アールヌーボー的な要素で彩られています。

味も和風に、抹茶味なども主力にしてるみたいですね。
ちなみにプロダクトのデザインなんかもやっていて、そちらもお菓子的で楽しいデザイン。可愛い。

http://jp-shop.swatch.jp/fs/swatchec/color_pink/SUOZ173-106
また、お店がスイス国内でブレイクしている理由は、その本物志向。
見た目だけでなく、素材にもこだわっているとか。新鮮であることにこだわり、農家から仕入れています。
こんなカフェが、日本国内に逆輸入されることがあったらいいな、と思ったりしています。

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