サントリーの商品のスペシャルサイト「ふんわり鏡月」がスゴイ。
WEB漫画という形態で商品のブランドイメージ戦略を行っているのだけど、
その中の浅野いにお先生作の「ふんわり男」という作品が、普通の漫画には無い WEB ならではの仕掛けがあります。
■ふんわり男 | ふんわり妄想マンガシアター|サントリー
http://funwari.com/funwari/
これが、まさに WEB というメディアならではのギミックで面白い。
考えてみれば誰でも思いつくようで、誰も思いつかなかった手法。
まだまだ WEB には可能性があるな、と改めて思った。
1周目では普通の漫画と変わらない、映画のように「間」と雰囲気のある漫画。
2周目からは登場人物のモノローグによる心理描写が加えられ、場面場面でどんなことを思っていたのか小説のように語られる。
思わず何回も見てしまった。
個人的には、3周目からの「カマキリ」にクスリとした。
パララックスという WEB 手法はストーリー性のある構成でのランディングページで主流になりつつあるのだけど。
こういう形で技術を実装するのというのは、シンプルなんだけど効果的だな、と。
漫画という紙媒体でのメディアでは実現し得なかった、3次元的なレイヤーシステムの重ね方は、昨今の UI でも取り入れられているのだけど、改めて WEB らしいものだなと認識した。
WEB 技術は日進月歩で進化しつづけ、最近の WEB はぎゅんぎゅんと動くギミックが多いのだけど。
意味がない上に、正直表示し終わるまで待たされて、イライラする。
あまり WEB を使わない・見ない制作者のが作りだと思う。
こういう WEB 漫画のように。
シンプルな仕掛けで、簡単に面白くさせることができる。
GIF によるアニメーションや、アスキーアートで描かれる精密な作品とか。
こういうのを見ると、昔の面白くてワクワクする WEB が再燃するようで、なんだか嬉しい。
ニューロンとシナプスと
スポコン漫画の世界でよく言われるようなことなのですが、「肉体は本人がどんなに頑張っても、3割程度の力しか使えないようにできている」筋肉を痛める可能性があるため、脳がブレーキをかけるような仕組みになっているらしいです。つまり自分でどんなに頑張ってるつもりでも、身体は7割くらい手抜きしている…
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