PAUL(ポール)は、グルメ意識高い系の人たちが「美味しいパン屋」に上げるトップクラスのパン屋さん。
浜松近辺にはないのですが、東京出張帰りの友人が買ってきてくれました。
元々はフランス国内で流行しているパン屋で、フランスには400店舗近く展開、日本以外の32か国以上世界各国にも進出しているようです。店舗がお洒落なのでパン屋のスターバックスみたいな感じなのかとずっと思っていたのですが、伝統的な製法でパンを作るフランス老舗で、古来からの材料や製法を復活させたことでブレイクした珍しいパターンですね。
ブラックでダークな内装と木とアイアンの質感は、どことなくブルックリンスタイルにも近く、僕の趣味にも近いです。
フランスといえば欧州の中でも日本のヲタク文化に異常なほどの関心を示す国(偏見)。
日本人が思う気高く高貴な「おフランス」への羨望も周知の通りですが、同じくらいに向こうも日本のサブカルチャーに対して敬意を持っているようです。隣の芝って本当に青く見えますね。
■PAUL -ポール-(公式)
http://www.pasconet.co.jp/paul/
そんな PAUL なのですが、日本での経営は「レアール パスコ ベーカリーズ」という企業が運営しています。
「PAUL」で検索すると、「PAUL -ポール- – Pasco」と検索結果に出てきます。
パスコってなんだか馴染み深い名前だなと思ったら、やっぱりシキシマパンの「パスコ」で、そこから独立した企業なのだそうです。パンのノウハウのある敷島パン系統が経営しているなら安心だなと思う反面、ちょっと闇の深さを感じずにはいられないですが。
パンのお味の方は、やっぱり質が良く美味しい。
不格好なものがないという美しさもあるのですが、硬くもっちりして水分が少なめなパンで、日本ではあまり馴染みの無い食感なんだと思います。日本のパンは、諸外国に比べて水気が多く、しっとりしているのが特徴、フランスパンが苦手な人は日本のパンに慣れているからです。
PAUL は、原料となる小麦粉や製法、技術などを昔ながらの伝統的なものに復活させ、手間をおしんで作っているそう。しかもパンの原料は、わざわざフランスから直輸入して仕入れているそうです。気持ち悪いくらいのフランスへの執着心──ではなく、ここまでフランスを再現されると、フランス人と同じものを食べていると感覚になって世界の繋がりを感じますね。
ちなみに店舗で使われている備品に至るまで、フランスの店舗と同じものが使われているそうです。
お気に入りのコーヒーと一緒に食べると、至福の時間。
こんな朝食が時々でもあればいいのに。
PAUL にはイートインスペースというかカフェがある店もあるので、そこで食べることもできます。
日本にいながらフランスの文化を感じることのできる貴重な体験。
もうスターバックスはいいから、浜松にもこういう店舗ができるといいですね。
コメント
こんばんは♪
PAUL のパン大好きです!!!
たまーに遠鉄百貨店で販売されるので、
それを楽しみにしています。
こんなにこだわって作っているから
美味しいのですね?
そういえば遠鉄で買えるって聞いたことありますね。すっかり忘れてました。
ハードな食感のパンいいですよね!