もうすぐ発売、「Surface Dial」。
液晶画面の上にダイヤルデバイスを置くとその下部分に「ダイヤルスクリーン」が広がり、画面の上で回したり長押ししたりと操作できる、全く新しいデバイス。
クリエイター職の人ならピンとくると思うのですが、デザイン作業の中では、これがあることによって効率が上がり便利になるのは明白。カラーピッカーを表示して回して色を選択したり、線の長さをダイヤルからアナログ入力して調節したり……。想像するだけでも震えがくるほど直感的に仕事ができます。
昨年秋に発表された際にクリエイターを中心に話題になった「Surface Studio」が無いと動かないのかなとも思っていたのですが、この Studio って50万円近いんですよね…。これプロダクトデザイナーとかインダストリアル系は使い勝手が良いと思うけど、値段的にはプロ中のプロしか使えないような。28インチの巨大ペンタブレットとか、どんな贅沢だよ。
そんな感じに全国のデザイナーに諦めムードもあったのですが、どうやら新型の Surface でも動作保証されているようです(完全に機能を使うには Studio が必要)。これはちょっと、Surface 欲しいかもしれない……!
あと、Windows で iOS 用アプリが作れるツールが用意されるようになるらしいので、iPhone 版のアプリを作るためだけに Mac を購入していたメーカーやスタジオもあると思うので、Mac の販売数激減しそうですね。
過去には「左手デバイス」と呼ばれるような、右手にマウスをもって逆の手に持つ操作端末なんかも市場に出ているのですが。液晶画面のタッチセンサーも利用する直感的な入力デバイスって世界初だと思います。UI の中にも似たようなものがありますが、ダイヤル入力って直感的で入力しやすいんですよね。
今年の秋に予定されている Windows のメジャーアップデート版は、クリエイター寄りの機能が満載となる予定が発表されており、ワクワクが止まりませんね!
■クリエイター向け機能をさらに盛り込んだWindows 10 Fall Creators Update – PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1059241.html
最近の Microsoft は、かなり攻めていて、おもしろいですね。
Acer の発表した、安価な VR ヘッドセットとモーションコントローラーとか。これも普及したら仕事の仕方が変わりますね。時代がどんどん先に進んでいます。
DTP への偏移の時も時代が変わったはずなのですが、今回もそんな感じなんですかね?
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