有名デザイナーが描いた絵本


あんまり話題になっていないけど、「nendo」(ネンド)」の佐藤ナオキさんが絵本を出版されています。
佐藤ナオキさんといえばシンプルなんだけど思わずクスッとなるようなシャレの効いたプロダクトが多い印象ですね。実用的なものが必要なプロダクトデザインの中でも、ちょっと見る方向を変えてみたような、なるほどなぁというデザインが魅力。
絵本というスタイルを取ってはいますが、子供にも分かりやすく「デザイン」を説明した良本になっています。


佐藤オオキ -Wikipedia –
誰が対象の本かよく分からないけど、子供を芸術方面に進めたいと思っているような親御さんは手に入れておくと理解が早い気もする。
ただ「デザイナー」って日本だと現状グラフィッカーの仕事しか無いし、それ以外に募集するような理解のある企業も少ないですが・・・。

I’ll read you a picture book.

2012/05/22
クレーの絵本
「クレーの絵本」を買いました。これは、クレーの絵に谷川俊太郎が詩をつけた本になります。パウル・クレーは「忘れっぽい天使」の画が有名ですが、僕もバウハウス展(過去記事:バウハウス・デッサウ展)で見るまではあんまり好きでもなかったんですけど。なんだか立て続けに観る機会があったことで気にな…


2009/04/18
エドワード・ゴーリーの絵本「おぞましい二人」。子供向きでもない。大人向きでもない。無表情で、でも存在感のあるイラスト。ストーリー中に漂う虚無感と喪失感。そしてブラックユーモア。いや、ユーモアという表現も違うんかな・・・。■エドワード・ゴーリー – Wikipedia


2005/12/13
ロバート・サブダ(Robert Sabuda)。日本では「飛び出す絵本」と呼ばれる仕掛け絵本「ポップアップ・ブック」を制作する著名なポップアップアーティストです。「飛び出す絵本」なんて、ちょっとぐらい飛び出るだけだろ、という人も多いと思いますが、紙の魔術師サブダの作る絵本はハンパじゃありません。洗練され精巧…


2017/02/27
シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン展
絵本作家で有名な「ミッフィー」の生みの親ディック・ブルーナが亡くなって十日。松屋銀座で彼のデザイン展が開催されるみたい。オランダデザインともいうべき単調だけど鮮烈な色彩と、単純な輪郭。フラットデザインなどが主流の現代でも、先を行っていた感性は当時の世界でもモダンとされていたのかはよく知…


2016/12/14
取り扱うのは一冊だけの本屋。一室一冊の本に開かれる価値観のデザイン。
銀座だけど、銀座からちょっと離れた場所にある本屋さん「森岡書店 銀座店」。昨年オープンしたばかりの本屋ですが、Amazon の勢いに押され気味の書店の中で利益を伸ばす優良店。その書店に国内外を問わず海外のビジネスシーンやらメディアやらが関心を示しています。なぜ、その本屋がそんなにも売れるのか。…


2016/01/09
トランプの物語 - 絵柄が意味するデザイン
誰でもトランプ(Playing Cards)で遊んだことがあり、ほとんどの人に周知された歴史あるゲームなのですが。歴史があれば当然そのグラフィックデザインも整理され、過去から引き継がれていくようなデザインルールのようなものができてきます。ルーツに関しては諸説いろいろあるので、近代的なデザインルールともい…


2012/11/30
ジョージ・ラック、温かみのあるウッドなグッドデザイン
そろそろクリスマス・シーズンということで、玩具を品定めしている人も多いと思うのですが、やっぱりオススメは人気の「ジョージ・ラック」。イングランドのグッドトイ賞やおもちゃライブラリー推薦玩具金賞など、数々の栄誉あるデザイン賞を受賞した芸術性の高い木製パズルです。子供用玩具なのですが、大人が見…


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