メーカーって理系の人が多く、今の部署はその人たちが書いた技術文書に触れることが多いのだけど、記述内容の句読点が「、。」ではなく、「,.」となっていることが多くて。
句読点が「カンマ」と「ピリオド」で書かれているのです。
最初は書いた個人の癖なのかな …… と思っていたのですが、あまりにも多いというか、開発や設計などの理系部署が全員そうなので、エリート大学ってこういう論文の書き方を教えているんだ? とちょっと驚いていたのですが。
例として、こんなかんじ↓
つれづれなるまゝに,日暮らし,硯にむかひて,心にうつりゆくよしなし事を,そこはかとなく書きつくれば,あやしうこそものぐるほしけれ.(Wikipediaより)
普通に大学などでそういう書き方を文化としているそうですね。
IT とかだと、そういう文化を持っている人がおらずそんな文書を見たことがなかったので、「普通」についていろいろ考えさせられました。
■句読点 – Wikipedia
ちなみに原初の理由としては、縦書きで打たれる和文タイプライターの時代の名残で、和文タイプライターで打たれる句読点の位置が横書きに対応しておらずズレて見た目おかしくなってしまうので、代用記号としてカンマやピリオドを使ったということらしいですね。
※理系は数式を記述するので横書きの方が都合が良い
これ公文書として発信する際に、置換するべきか、迷うわー
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