24時間換気システム「ロスガード」のフィルタを掃除していて、いざ再起動しようとしたら動かない。
壁のリモコンが点滅を繰り返し、風が動いている様子がありません。
動画のリンク:https://youtu.be/ef93iK7hqTU
動画にも出ているのですが、LEDの点滅のタイミングで、どこが故障したか分かるようになっています。
よく見ると、
「点検」が点灯。
「排気」と「停止」が点滅。
# 点滅と点灯の違いに注意
この関係性で排気フィルタのシャッターが開閉しないというエラー内容になっています(マニュアルに記述があります)。
メンテナンスアプリからサポートに連絡ができるようになっているので、夜にも関わらず連絡してみたところ、一応受け付けてくれて、正しい操作の仕方などレクチャーしてくれました。が、全部試した後なので、そのまま故障と判断してくれて、修理手続きへ。近日中に修理会社(メーカー)から連絡がきますとのこと。
次の日の朝に連絡が来るのかなと思ったら、1週間後くらいに電話がありました。忙しいんですね。
修理日は2週間後以降じゃないと空いていないと言われ、実質3週間待ち。
修理費用はサポート期間なので無料とのことでした。ちなみに保証期間は10年だとのことです。思わず電話口で「10年!?」と聞き返してしまいました。それぐらい壊れない自信があるっぽいのですが、運がなかったですね。
で、修理される間、うちの全館換気が停止してしまうわけですが。
サポートの人いわく「すぐに窒息するわけじゃない」とのことで。すぐに、というのがよく分からないのですが、高気密高断熱住宅において換気は結構重要な問題なので、一定期間で窓を開けて換気してくださいとのことでした。
高気密高断熱住宅は、放っておくと窓から入ってきた日光が発生させる熱で、室内温度が上がっていく一方になります。
実際、過去記事でタッチパネルの購入レポのところで「30℃」という表示が見えています。
一般的な換気システム(例えば、キッチンの排気ファン・吸気ファン)は、換気する際に温度の違う外気を取り込んでしまい室温が強制的に変化するという問題があります。暖房を効かせた部屋なのに、冬の寒い空気を吸い込んで室温が下がるというようなものです。
一条の換気システムは「熱交換型」で、できるかぎり室温に近い温度に保とうとしてくれるので、このシステムが停止するということは快適さが全然違います。
まぁ動いていれば動いている音がぐぉんぐぉんと聞こえてくるので、そういう問題もあるのですが。
換気システムの音知らない人に説明すると、ホテルや旅館で壁に埋め込まれたエアコンがある部屋に泊まると、どこからか聞こえてくる、あの音です。
実際に換気が止まってみてしばらく暮らしてみた結果ですが、なかなかの息苦しさを感じます。
空気がどんよりというと言いすぎなのですが、居心地の悪さというか、明らかに住みづらい家の雰囲気がしていました。
あと、暑い。とにかくムシムシして、暑い。
最初に住み始めた頃、春に窓を開けてみたところ窓枠に今までなかった黒い埃のようなものが出るようになってびっくりしたのですが、外気にある車の排気ガスとか様々な砂ぼこりとか、そういったもののようです。今まで気づかなかっただけで、相当な田舎じゃない限り必ず外気にある細かい汚れのようです。雨とか口に入れたくなくなります。なので閉め切って窓を開けない生活をし、できる限りエアコンを使っていたのですが、この蒸し暑さはかなり大変でした。
後は、生活臭のようなものも気になるようになりました。水回りが多いのですが、なんというか水の匂い。やっぱり換気によってかなりこのへんも低減されるものなのですね。
というわけで、現在は修理が終わったのですが。
やっぱり室内で空気が動いているのを感じるのは、快適ですね。
あと、埃が減った。
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