フランスで生まれた装飾技巧

デコパージュとは、絵を輪郭に沿って切り抜いて家具などを装飾する技法のことです。
フランス語の“切り抜く”という意味のデクペ( Decouper )という動詞からきた言葉です。
デコパージュを初めて芸術作品に用いたのは、17世紀頃、通称「筆よりハサミを愛した画家」ことアンリ・マティス(Henri Matisse)だと言われています。
アンリ・マティス – Wikipedia
デコパージュ – Wikipedia
マティスは、紙の上で集結してしまう絵画というジャンルに、3次元性な要素を持ち込もうとしました。
立体的な「形」としてのデザイン。
でもこれはWEBにも通じるものがあると僕は感じます。
画面上の表現で完結するのではなく、マウスポインタによって得られるフィードバック。
それこそがWEBの重要性なのではないでしょうか。
クリックした後に待たされないようにサーバのレスポンスも重要だし、得られる結果を適切に表示するシステムの必要性もあります。
いろんな職種の人達によるいろんな協力と細心の注意があって、WEBは成り立つんですね。
前職は、その点、社内で全てをまとめて行えるので、すごく有利だし、強みだと思います。
企業が違うと、刷り合わせや交渉も大変なんですけど、社内で声をかけるだけで完成してしまう短納期とイレギュラー要望の許容は、実際、恩恵を受けてみると分かるけどすごく安心です。
最近はデコ携帯とかいって、女の子たちが携帯電話にステンシルを貼り付けまくっているのを見るけど、あれってすごい使いづらそうなんだけど実際どうなんだろ・・・。
ガン黒とか、ファッションの流行は分からん・・・。
↓ところで、「THE SNOW QUEEN・雪の女王」はデンマーク女王マルグレーテ2世が自らデコパージュを施した本です。
「雪の女王」は、ジブリの宮崎駿監督が「最も影響を受けた」と認めている有名なアンデルセンの童話です。

THE SNOW QUEEN・雪の女王
THE SNOW QUEEN・雪の女王

posted with amazlet at 09.02.26
ハンス・クリスチャン アンデルセン
プチグラパブリッシング
売り上げランキング: 432962
おすすめ度の平均: 5.0

5 デンマーク女王の手になるデコパージュ

コメント

  1. 携帯のデコレーションはスワロのラインストーンがいいですよ。

タイトルとURLをコピーしました