紙なら、履歴書、申込用紙。
WEBなら、入力フォーム。
名前の欄やメールアドレス、住所の欄など、よく見ると大きさが違います。
(自分が作った入力フォームの大きさに差異がない人は、意識して変えてください)
これは、欄に書き込む内容(項目に記載する内容)を間違えないようにするデザインです。
WEBでいえば、
長い住所欄なら「都道府県を全部入力するんだな」
短い住所欄なら「市のところから入力するのかな」など、
人は無意識に項目欄の長さから読み取っているのです。
年齢のように3桁以内に収まる入力欄に、自分の名前を無理矢理入力する人はいないでしょう。
感覚的な部分ですが、欄の長さをコントロールすることで、デザインとして分かりやすくすることができます。
履歴書や、アンケートなどの「その他」、ちょっとした感想などを書き込む部分で、欄はすごく大きいのにちょろっとしか書いていない人をよく見かけます。
──空白、カッコ悪い。
欄をそれだけの大きさで作ったという作成者の意図をくみ取ると、これだけのボリュームのテキストを書いてくれたらいいな、という願望があると思います。
大きい欄なら、たくさんの文章をそこに書いてほしいのです。
デザインというのは、なぜそういう形になったのかちう、それぞれの「理由」があるものです。
と、僕は教わったのですが、どうでしょう。
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