煮ものや のら


沖縄とタイを駆け回る営業本部長が行ってきたという和食屋「煮ものや のら」が羨ましかったので、自分でも行ってきました。
■煮ものやのら
http://www.geocities.jp/nimonoyanora/
〇〇〇〇ブロガーさんでもいらっしゃいます(http://nimonoyanora.hamazo.tv/)。ブログを見る限り知らなかったのですが、夫婦で大型バイクでツーリングに行くようなアグレッシブな人たちだったのですね。
ここは茶畑の中にある、周りに緑が多い一軒家の和食屋さんです。
静かでのんびりとした雰囲気の中で、ゆったりとした食事ができます。
サイトを見る限り、「終日全席禁煙」や「予約優先」などの言葉があり、ちょっと敷居高い怖いお店なのかなぁとこわごわ行ってみたのですが、全然フレンドリーなお店でした!
終日禁煙には理由があり、店主が喘息で厨房内で発作しないようにとかやむを得ずみたいですね。
ちなみにお店の外に禁煙スペースがあるので、家族で来てどうしてもという人は、ここで吸えます。

この写真の左の方が喫煙所。手前にはバイク用の駐車場もありますね。



お通し。豚肉となんかしゃりしゃりした食感のものに胡麻ドレッシング系の風味。
シンプルなんだけど、いきなり美味しくて度肝を抜かれました。
これ、女の人が食べたらいろんな料理のアイデアが浮かぶような、そんな感じ。

湯葉の食べ比べ3種類。
いろんな湯葉があるのですね。和食って繊細ですね。食べ比べてみると食感が違い、どれも甲乙つけがたい。ただ、どれと言われると、選べるほど湯葉が好きではなかった。

岩塩。これを削って食べます。
山葵なんかはよく見るけど、岩塩をこうして出されたのは初めてです。
岩塩は最後までテーブルに置かれていて、いろんな料理に使えます。詳しい人に聞いたら、これって食後に捨てちゃうらしいですね。手の脂が付いてるから他のお客さんに再利用して出せないので。セレブ!

こんな感じに削る。けっこう楽しい。

のら焼き。
名物らしいです。甘くてふっくらした玉子焼きの中に、葱や蟹肉が入っています。

海老フライ。
本部長のブログ記事で見て、このそそり立つ海老フライを食べたいと思い。コースの中にはあったのですが、単品メニューに無く。聞いたら出してもらえました。

浦霞禅という高級な辛口のお酒らしいです。僕には良さが分からないのですが。
柄杓ですくっておちょこに入れて飲むというスタイル。

馬刺し。美味しい。

牛タン。美味しい。
「煮ものや」なのでやっぱり煮込み系が美味しいですね!


遠州豚と葱のミルフィーユ、塩麹。
目の前でじわじわ焼いてくれます。

完成図。優雅な姿から一転、親しみを感じる姿に。
これ美味しかった。

とうもろこし(甘々娘)のかき揚げ。

お菓子みたいで美味しい! とうもろこし好きな僕にはたまらないです。
これ1年中食べたい。

サーモン。美味しい。



名前忘れましたけど、高級なお酒っぽいです。

若鮎の天ぷら。
魚は苦手なんですけど、こういう美味しいのはいくらでも食べられます。


穴子めし。一番人気のメニューだそうです。

煮込んであって柔らかく、甘くてトロトロでご飯にすごく合う。
書いてて、お腹減ってきた。

調子にのって、デザートの盛り合わせも注文。
シフォンケーキ、シャーベット、シュークリーム、パンタコッタ、ヨーグルトムース、チョコ&コーヒーゼリーなど。盛りだくさんの内容ですね。奥さん担当で、料理と飾り付けまでしているそうです。

店内。僕は掘りごたつ式のカウンターの方に座りました。でっかい黒板にメニューがイラスト入りで描かれています。絵が上手かった・・・。この日はここには、近くの2世代家族らしい人たちが来ていて晩酌しながら料理を楽しんでました。地元の人がくるお店は、美味しいお店です。
和食屋らしいお座敷上のテーブル席もあります。

カウンターの向こうが通路になっていて、この動線から料理を運んできてくれます。目の前が厨房ではないので、ちょっと距離をもった接客ができるとか。
左下に見えるのは、お土産に買った五平餅。胡麻味とピーナッツ味を2本ずつ。あまりにも美味しかったので、この感動を両親にも分け与えたくて・・・。

反対側の大部屋は広い掘りごたつ式テーブルで、数人がそこで食事できます。
大人数でも大丈夫。この日も、なにかの集まりの人たちが楽しげに喋ってました。

サインも飾ってありました。
TRF、浜崎あゆみのバックバンド「よっちゃんバンド」、アナウンサー、ラグビー日本代表などなど。
近くに「つま恋」あるので、ライブ終了後に貸切で使われるそうです。
本部長もいつかここを貸切にしてくれることでしょう。
本部長が来たことを覚えていて、「そんな偉い人だと思わなかった。仲良くしとけばよかった。あ、でも普段タイにいるのか」と冗談っぽく言ってました。
店主さんとお話しさせていただいたのですが、箱根の高級旅館で修業した方とのことです。
非常に温和で優しく面白い方で。
厳格なルールも、従業員さんの健康などを気遣った結果のようです。
でもこの雰囲気好き。
予約しなくちゃいけないけど、また食べにきたい。
お値段3万円くらい。ごちそうさま。
■のら
TEL: 0537-23-4020
住所: 静岡県掛川市高御所78-7
定休日: 月曜
営業時間: 11:30~14:30、18:00~23:00

のら (和食(その他) / 掛川市役所前駅西掛川駅

夜総合点★★★★ 4.0

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました