写真は浜松餃子。
「五味八珍」にランチを食べに行ってきました。
静岡県民には馴染み深い、ラーメンのチェーン店です。
店舗数が相当数ある天下をとったような企業で、そこら中で看板を見かけます。
そのためか安っぽいイメージがあるのか、静岡県民では人気はあっても「好き」という人は少ないです。
でも、東京在住の友人は、わざわざ五味八珍を浜松に食べにくるほど、味が好きらしいです。
同じチェーン店でも「さわやか」は好きという人が多いのに、静岡県民っておかしいですね。
僕は「五味八珍」は、「さわやか」と同じように静岡が自慢していい飲食店企業だと誇りに思っています。
人気の秘密は、値段の安さとボリューム。
ランチは、まさかの500円代。駐車場が広くとってあるのが長所の店ですが、お昼にはいっぱいになります。少し遅くなるとすぐに順番待ちが発生します(店内に順番待ちのスペースさえも大きくとってあります)。
ディナーのコース料理では、2千円くらいで大人が食べきれない量が出てきます。
あと、ひそかに気に入っているのは、店頭にあるかがり火。
イルミではなく、実際に炎が上がっています。
子供の頃は、この炎がどうして燃え尽きないのか不思議に思っていたノスタルジーな記憶があるのですが。
まぁ単純にガスを引いてきていて燃やしているだけです。
写真はチャーハンと普通のラーメンのセット。
僕は五味八珍のチャーハンが大好き。
大火力で作られた、一粒一粒がパラパラとした美味しいチャーハンです。
このチャーハンだけで、五味八珍に食べにいく理由になります。
チャーハンがとにかくおいしいです。
ラーメンは普通です。
麺は普遍的で、古臭い感じ。
スープも普遍的で、昔ながらの中華スープという感じ。
インスタントラーメンのスープは、こんな感じの中華スープを似せて作っているので、インスタントラーメンばかり食べている人には安っぽい味に思えるかも。
今どきのこってりラーメンを食べ慣れている世代には、物足りないけど新鮮な感じがすると思います。
ただ、このコストでこの品質を維持できるのは、かなりの企業努力があると思います。
なお、基本的にマンパワーが足りていなくて、お昼など多忙な時間帯には、注文を聞きに来てくれるのさえも待たされるということは多々あります。
また、子供大歓迎なイメージがあるので赤ん坊なども多く、店内で子供が泣き叫んでいるというシーンも多いです。
気の短い人には、あんまりおススメできません。
浜松餃子は、外側がパリッパリというよりカリカリに焼き上げられたタイプ。
中身はキャベツが多く、そのおかげで甘いです。
辛みをあげるためにキムチをいれたバージョンもあります。
店内は、お座敷とテーブル席とカウンターに分かれています。
五味八珍なら「お座敷席」というイメージはありますね。
客層は家族が多いかも。老若男女の上から下まで幅広い年代層ですが、20歳前後の年代だけはぽっかり抜けた感じです。
料理はチェーン店ではないと思えるほどおいしいのですが、火力が強い方が良い料理がとくに美味しいです。
まぁチャーハンのことですけど。
とにかくここのチャーハンは、いろんな人に食べてほしいです。
五味八珍 根上り松店 (ラーメン / 新浜松駅、第一通り駅、遠州病院駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.0
昼総合点★★★☆☆ 3.0
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