自分の車のガラスにSFっぽくメーターを浮かび上がらせるアプリ


プリウス PHV にも搭載されている HUD(ヘッドアップディスプレイ)。
目の前にスピードメーターやカーナビの情報などを表示してくれるという機能が秀逸すぎるというか、単にカッコイイので、他にも同じようなものがないか調べてみた。
すごく高価なものなのかなぁと調べる前は思っていたのだけど、意外に安くて3千円~2万円くらいで購入できてしまうことに驚き。
車に設置するオプションパーツとしてはそのくらいの値段感なのだけど、スマホのアプリで、この HUD(ヘッドアップディスプレイ)を実現できるアプリがあることを発見。しかもたくさん。
その中で「Navier HUD Navigation Free(ナビエ)」というアプリが、自分が使ってみてよかったのでご紹介。


Navier HUD Navigation Free – Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=idv.xunqun.navier&hl=ja
上記から実機でダウンロードしてください。
無料で使えます。
全機能を使うには、有料のものがありますが、無料で充分です。
アプリを起動したら、画面を反転させる「HUD」のボタンを押し、車のダッシュボードの上に置くだけです。
すると、スマホの画面が、車の前面ガラスに反射して映り込みます。

全然見えないものなのだろうと、舐めてかかっていたのですが、意外にくっきり。
ただし夜の場合。
お昼や、前方が明るい白い車だったりすると、全く見えません。
まぁ、物理法則的にもそ想像できますね。

自動車のフロントガラスは2枚がくっついてる合わせガラスらしいので、反射した画面は二重になって見えます。
車を変えれば改善されるというわけではなく、全ての車でそうみたい。
同じようなパーツを購入すると、反射をおさえるフィルムというか透明シールのようなものが付いてくるらしいので、これを使えば像が2重になるのを防げるっぽいですね。
慣れれば普通に見えてきます。
   

外国製のソフトのようですが、ナビ部分は日本語で表示されます。
GPS を使っているのですが、わりと正確。スマホのGPS機能をそのまま使ったナビなので、精度はそのまま、結構使えます。
ボイスだけは外国語なのですが、そのほうがカッコイイくらい。
「何メーター先を右」みたいなことを言っているだけなので、慣れれば聞き取れます。

曲がり角などの説明と地名などは日本語で表示され、正確です。
地図までは表示しませんが(どうせ見えない)その先の道がどのように曲がっているかなど、経路はちゃんと表示されます。
余分な情報が無いので、逆にシンプルで見やすいです。
ちゃんとルートから外れたらリルートしたり、残り距離(時間)を表示したりと、ナビの機能はひととおり揃っています。
この情報が HUD として目の前に表示されるわけですから、テンションあがりますね。
表示色の選択やグリッド表示など、一通りのカスタマイズ機能は揃っています。
僕はすぐさまオレンジ色に変更したのですが、前方の車のフォグランプや、道横の反射板の色などとかぶっているので、いまいち使い勝手がよくありませんでした。オレンジ色って意外に交通のジャンルには溢れているものなのですね。
ナビはもう車に付いているし・・・という方にも、OBD端子から取得した車両情報をデジタル表示するという機能もあります。
全体的にすごく気に入ったので、これからも使い続けるつもり。
ただし、GPSの機能も使えばディスプレイの省電力機能も使わないので、バッテリーはそこそこ減っていきます。最新のスマホならあんまり気にはならないけど。
シガーソケットをUSB端子にするプラグパーツを入れて、そこから電源をとって充電しながらとかやると便利かもですね。
後は、小型のスマホより画面が大型のタブレットの方が、当然表示が大きいので見やすいです。おススメ。
1点だけ、注意点。
ただポンっとダッシュボードの上にスマホを置いてしまうと、車が進んだり曲がったりする度に、スマホがザザーっとダッシュボードをいったりきたりするので、そこだけ注意。
油断すると、どこか遠くへ、吹っ飛んでいきます。
市販の「すべらないシート」などで固定したり、吸盤の付いたアームで固定したり、それらもない場合はハンカチやタオルを下に敷いて滑らなくしたりなど、あらゆる手段を講じてください。液晶画面がバキバキに割れる前に。

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