有名な沖縄そばの店、「しむじょう」に行ってきました!
このお店は、国の登録有形文化財に登録されているという、すごい建築物だそうです。
沖縄らしい伝統的な赤瓦屋根、目隠し用のヒンプン、家の周りの石垣。それらすべてが登録有形文化財だそうです。
すごい! ただ地元民でないかぎり辿りつくのは至難の業で。
この先に本当に店があるの? と何度も聞きたくなるくらいの坂道を上がり。
ここ駐車場? という場所に車を停め。
入って大丈夫? ここ民家じゃないの? というところをくぐりぬけ、不安に打ち勝って突き進むことができた勇者だけが出逢えるそば。それが「しむじょう」なのです!
僕らが行った時間帯はお昼のかなり前だったのですが、すでに満席とのことで、しばらく外で待つことに。
店の入り口・・・というより、まさに「玄関」の横にある軒先のような場所でしばらく待ちました。
玄関より少し先にくぼんだ石造りの場所があり「これは昔のトイレ」だそうで。
けっこう丸見えなのですが、それよりもここには豚が飼われていて、つまり用を足すと〇〇が〇〇〇なわけですね、分かります。
ちょっと食事前に戦慄をおぼえました。
昔の人って、あらゆる意味で合理的で強かったんだね・・・。
池には美しい鯉が。
この池も立派ですごかった。
そんな風に文化財を堪能し、ようやく入店。入店というか完全に「おじゃましまーす」なのですが。
聞くところによると、「おばあちゃんの家に行って、昔ながらの沖縄そばを食べる」がコンセプトなんだそうです。
すごいっていうか、そのままです。
本当に親戚の家に来たみたいな感じです。
メニューは豊富だった気がする。
そして注文してかなりの時間を待たされて、沖縄そばが到着。
味は普通というか、これが伝統的な味付けなのだと思います。
時代の流れが濃い目の出汁だと思うのですが、それに逆らうような薄味。
でも上品でシンプルでいい感じ。
写真を撮るの忘れてるけど。
外にもテーブルがあって。待つ場所としてもいいかもだけど、ここで食べる事もできるそうです。運んでくるおばちゃんが大変かもだけど。っていうか、実際ここで食べた。
虫とかいるのかな、と心配になったけど、不思議にいなかった。
それより、坂の上だけあって、景色がすごくいいですね。
モノレールが、台無しにしてるけど。
まぁそのモノレールさえも「沖縄らしさ」だと思えば、それはそれで。
客層はよく分からなかったけど、地元の人が多いように思います。
建物の貴重さもあり、ガイドブックなどでも必ず紹介される有名店のようですが、それよりも地元の人に愛されているようだと感じました。
味だけでなく、雰囲気を楽しむのもセットで、沖縄そばを満喫したいお店ですね。
しむじょう (定食・食堂 / 市立病院前駅、古島駅、儀保駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
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