日本に帰ってきてからまとまな和食を食べてなかったのですが、食べたい食べたい! と思っていた和食にようやく。
写真はワインっぽく撮れましたが、もちろん葡萄ジュース(赤)です。
というわけで、仕事をかいくぐりながら「凡猿」に行ってきました!
土曜の夜だったので、かなりの混雑ぶり。予約をしておいて正解でした。
このお店は、旬の素材を使った創作和食料理が食べられるお店で、厳しい修行で経験を積んだ腕利きの料理人さんが腕をふるって料理してくるので、それはもう美味しいに決まってるお店です。
内装も、東京の有名なデザイナーによって設計されたお洒落なもので、今でもこそ「和モダン」なインテリアが流行していますが、このお店ができた頃にはそんな言葉もないので、このお店が先駆者ともいえるんですよ。
一番最初にコストをかけてやる人・挑戦する人って、それだけでもスゴいことで、いろんなお店の模範となる兄貴分のような店ということですね!
というわけで、突き出し。
なんだか今までと雰囲気の変わった感じ。
まずはサラダ。3種類あって、かなり迷ったのですが、「揚げ蕎麦とわさびマヨネーズ」のやつにしてみました。
このお店は、なんていうか、「味が分かってる」というか。
ドレッシングひとつとっても、美味しいのですよ!
僕なんか普段サラダ食べないのに、サラダもう一皿頼もうかな、なんて思っちゃうくらい美味しいのです。
これと「かつおとニンニク醤油」のやつは、もう本当にどちらを選んでも正解というか、どちらも注文したくなるくらい美味しい。ドレッシング売ってくれないかなぁ。そう思う人、多いと思うけどなぁ。
お刺身盛り合わせ。
何を食べても美味しいのだけど、本当に刺身美味しいです。
だって、高級料亭の仕入れ先と同じところから仕入れてるんだから、そりゃ当たり前ですよ!
みんな意外に気づいてない事実なんだけど。
ホタルイカのおぬた。
このお店というか上階の料亭「枡形」で突き出しで出てくるのを食べて以来、ホタルイカが好物になってます。マジ美味しい。
このお店で美味しいのが出されて好物になるパターンが最近多い。
うなぎピザ。
この組み合わせ考えた人は天才だと思う。
合わないようにみえて、かなり合う奇跡のコラボレーション。
うなぎと甘いタレ、それに濃厚なチーズが絡むことでお酒も進むというものですよ。
唐揚げ。出張で1年以上離れてたから初めて食べるメニュー。
ニンニクがすごいきいてて、滅茶苦茶美味しい。やっぱり鶏肉とニンニクって相性いいなぁ。
つくねハンバーグ。
焼いたものを目の前に持ってきてくれて、テーブルの上でソースをかけて最後に少し焼いてくれるという演出。香りがぶわっと広がって、かぶりつきたくなるのが大変。
油っぽくないふわふわのものなので、わりと女子向きかも。
焼き串。
この担当の人が大忙しみたいだった。
ベーコントマトと豚肉梅チーズみたいなのを注文。
どちらも大満足な品。
サーモンのカマ。
「えんがわ」を注文したのですが終了してしまったとのことで、こちらに。
焼いたサーモンはパサパサしてそんなに好きではないのですが、このサーモンは脂でトロトロで、これはお酒好きにはたまらないのではないかと想像できるくらい美味しかった。これ本当に脂がのっててすごい美味しいです。
暗いところで撮影してるから画像が暗いはずなのに、それでもこのテカり具合。どーよ?
メニューから「おにぎり」が消えていたので、ご飯だけ注文して、このサーモンを少し入れれば「鮭おにぎり」になるんじゃね? みたいなことを冗談で言っていたのですが、皿の上のこのサーモンを食べたらにぎりにするとか失礼だと本気で思いました。
やっぱり料理人ってすごいですね。
素材が美味しいのは分かるけど、こんなのどうやって上手に料理するのか、同じ人間としてすごく不思議。
これが修業を経た上で獲得する、経験ってやつなんですかね。
最後に、ご飯と赤だし。
赤出汁は、このお店の飲んでから好物なんですが、自分で再現しようとしても味がなかなか盗めない・・・。
やっぱりこのお店で飲むと美味しい、って思います。
ご飯は、特別に上階の料亭で出してた「生姜ご飯」を持ってきてくれました。
すごくありがたいうえに、とても美味しかったのですが、
あまりにも美味しすぎて、特別なはずなのにおかわりしました。
ワガママ言ったのですが、客要望を叶えてくれるお店って完璧です。
ということで、しばらくぶりに和食を堪能できて大満足。
今回は土曜なのでかなり混んでいたのですが、平日なら空いているのでねらい目みたいです。
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