一条工務店の商品「i-smart」は性能もデザインも良いのですが、3 階建てが認可されていません。
ウチは最初から 3 階建てを希望していたので、普通に設計から入ったのですが、キッチン周りの設備だけは i-smart のものを用意してもらっています。
金額に関しては、オプションという形で、標準仕様のものからの差額という風になっています。
仕様外工事見積書によると、
・キッチン変更(ワイドカウンタータイプ) :50,000円
・カップボード i-クオリティシリーズ CS3-B404 :213,000円
・グランドカップボード変更(ベーシック・米びつ付):39,000円 ※サービス品からの変更
・グランドカップボード(家電収納タイプ A075) :194,100円
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合計:496,100円
・・・という支出です。キッチン変更でこんなにお金かかるものなの?!
しかもキッチンそのもの購入してるわけじゃなく、オプションの金額だからね!
でも、ブラックのラグジュアリーなキッチンというこだわりをもって、なんとかしてみたわけですが。
お気に入りのキッチンの方が、料理とか洗い物とか上達しますよね(たぶん)。
前回、カウンター周りのことを書いたので、今度は背後の収納周り。
カップボードと呼ばれる上部収納。
ガルウイングドアみたいに跳ね上がるのがスーパーカーみたいでカッコイイです!
女性だと最上部に手がギリギリ届くくらいの高さのため、手前に棚が降りてくるリフトのようなギミックが用意されているようですが、女性が使うことを前提としていない独身の僕は当然のようにそれを選んでいません(キリッ)
ギミックとしては恰好いいのですが、あれ収納量が減るんですよね・・・。
収納量としては、思ったより入る感じ。取りやすい手前に置くことがどうしても多いのですが、奥が深いので、普段使わないものを奥にするのが上手な使い方みたい。
カップボードは引き戸のものがコストも安く主流のようですが、こういう感じの跳ね戸式の方が全体が見えるので目的のものは探しやすいかと思います。
引き戸だと右側に寄せて開いて見つからない、今度は左側に寄せて開いたけど見つからない、もう一度左右左右。っていう探し方をした人も多いと思うのですが、全体が見えればそんな手間が無いので楽です。あと料理中に開ける時も汚れないし。
カップボードの下は、ものを置くためのテーブルになっています。最初、ここも棚にしてしまった方が収納が上がるなぁと思っていたのですが、トースターやコーヒーメーカーを置くのならテーブルになっている方が楽という現役主婦からのアドバイスもあり、こういう形になりました。
ここには小さな窓も付けることができ、明かりとりや換気口ににもなるので、設計上はこっちの方がベターですね。
あと、写真に果物を漬けこんだような瓶が写っているためか「お酒を密造しているのか?」と心配されたりもするんですけど、これお酒じゃないので気にしないでください。
カップボードの下は普通の引き出し式の収納になっています。
右奥は「米びつ」の機能が入っています。
1人暮らししてた時は米びつとか持ったことないので初体験なんですが、収納と計量を兼ねた機械って便利ですね。
そういえば、よく売られている、もう洗ってあるから洗わなくていい「無洗米」って怖くないですか?
どんな洗い方をしているか分からないから、どうしても自分で洗ってしまいます。
なので、どうせ洗うんだから無洗米じゃ無い方を買ってしまっています。
ふりかけの袋が収納の半分以上を占めている気がしますが気にしないでください。
グランドカップボードの右側が家電ラックとしての機能を持った「家電収納」のです。
電子レンジなどを収納するための棚って珍しいのですが、これは僕の「汚くなるところは徹底的に隠す」という設計コンセプトに合っていたので予算オーバーでも採用。
この家電収納も扉が邪魔にならない開き方をします。
普通の家庭ではむき出しの電子レンジも、この通りに収納。
使う時だけ扉を開けて使うスタイルです。
上部に無駄なスペースがありますが、たぶん排熱の関係もあるのだと思って、わざとあけています。
電子レンジの下は、炊飯器のラックスペース。扉は逆に下方へとスライドする方式です。これもカッコイイ!
炊飯器は大抵蓋が上部あってパカッと開くので、このままだと使いづらいのですが・・・。
底板が手前にスライドするようになっていて、難なく炊飯器の上部蓋を開けられるようになっています。ギミック良いね!
キッチンの設計をする人は、この部分が手前に出てくることを想定して設計するのが吉。出しっぱなしだと導線を邪魔するので。
まだまだギミックあります。
収納状態で扉を閉めたままだと、炊飯時の蒸気が噴き出した際に棚板を痛めるのでは? という疑問が当然わくと思うのですが・・・。
内部に排気のための換気扇が内蔵されているのです!
これで炊飯時の蒸気も処理できるという。素晴らしい作りですね。
キッチンを使う人のために考えられた、なかなかよくできた理想の仕組みだと思います。
鏡面のデザインもいいし、キッチンでの体験が楽いです。
コメント
はじめまして。
もきゅさんのかっこいいセゾンを見てうちもダークにすればよかったと後悔している
もうすぐミディアムセゾンが引き渡される者です。
こちらの記事に同じ仕様のカップボードが載っていたのでよければ質問させてください。
グランカップボードを採用したのですが、米櫃収納を開けると
上段の棚の奥にむき出しのままの色の板が見えてぎょっとしました。
よく見るとそれはカップボードの中の構造部分なようで、
米櫃収納部分だけではなく引き出し部分にも、端から端までその板は見えるのですが、
着色もされず、固定に使われているネジのようなものも丸見えだったので
これでいいのか・・?と思ってしまいました。
もきゅさんのお宅のカップボードもそうなっていますでしょうか。
差し支えなければ教えてください。(_ _;)よろしくお願いいたします。
米櫃のあたりに気になる部分はなかったように思うのですが(ウチあんまりお米炊いてないので・・・)、仕事から帰ったら確認してみますね
暇な時でいいのでどうぞよろしくお願いします(;;)
今朝、米櫃収納の上段を覗いてきましたが、コレのことかな、と思いました。
http://img01.hamazo.tv/legacyimages/20161014_1483.JPG
僕は収納の内部は化粧板が無くてもOKというか、どうせ収納した物で見えなくなるのでこんなものかと思うのですが。
とりあえずウチにもあるので、これが普通なのだと思います。
気になる場合は、白いテープやプラ版で隠すなどどうでしょうか。
ありがとうございます。
やっぱり見えるのが標準のものなのですね。
画像付きもしてお答えくださって助かりました。
どうもありがとうございますm_ _)m